高校生の就職内定率は94.0%と前年同期比0.4ポイント上昇。平成5年3月卒以来24年ぶりの水準(平成29年1月末現在)~『平成28年度「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・内定状況』(厚生労働省)
厚生労働省は、このほど、平成29年3月に高校や中学を卒業する生徒について、平成29年1月末現在の公共職業安定所(ハローワーク)求人における求人・求職・内定状況を取りまとめました。対象は、学校やハローワークからの職業紹介を希望した生徒です。
【高校新卒者】(第1表)
○ 就職内定率 94.0%で、前年同期比0.4ポイントの増。
○ 就職内定者数 約16万5千人で、同0.6%の増。
○ 求人数 約38万4千人で、同9.8%の増。
○ 求職者数 約17万6千人で、同0.3%の増。
○ 求人倍率 2.19倍で、同0.19ポイントの増。
【中学新卒者】(第2表)
○ 就職内定率 12.9%で、前年同期比21.3ポイントの減(※)。
○ 就職内定者数 122人で、同59.5%の減(※)。
○ 求人数 1,612人で、前年同期比4.1%の増。
○ 求職者数 945人で、同7.4%の増。
○ 求人倍率 1.71倍で、同0.05ポイントの減。
(※)一部の地域において、選考開始日が後ろ倒しとなった影響によるもの。
(参考1)
平成29年3月高校・中学新卒者の選考・内定開始期日は、全国高等学校長協会、主要経済団体(一般社団法人日本経済団体連合会、日本商工会議所、全国中小企業団体中央会)、文部科学省及び厚生労働省において検討を行い、次のように申し合わせています。
・高校 平成28年9月16日以降
・中学校 平成29年1月1日以降(積雪指定地域では、平成28年12月1日以降)
(参考2)
文部科学省も高校生の就職状況について類似の調査を行っていますが、これは就職を希望する人全員を対象としており、学校及びハローワークを通して求職している人のみを調査対象としている厚生労働省の調査と母集団が異なります。
【照会先】
職業安定局 派遣・有期労働対策部
企画課若年者雇用対策室
室長 平岡 宏一 (内線5862)
室長補佐 秋山 雅紀 (内線5333)
(代表電話) 03(5253)1111
(直通電話) 03(3597)0331
◆ 詳しくはこちらをご覧ください。
(厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp// 3月17日発表・報道発表より転載)