国内初!人事部門の生産性を飛躍的に向上させるRPAソリューション「HRRobo For SAP HCM」を提供開始~ロボットが人事業務を代行:オデッセイ、RPAテクノロジーズ、SAPジャパン
株式会社オデッセイ(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:秋葉 尊、以下:オデッセイ)と、RPAテクノロジーズ株式会社(代表取締役社長:大角 暢之、以下:RPAテクノロジーズ)、SAPジャパン株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:福田 譲、以下:SAPジャパン)は、RPA(※1)(ロボティック・プロセス・オートメーション)テクノロジーを活用し、ソフトウェアロボットが人事業務を代行する「HRRobo For SAP HCM」の提供を開始いたします。
2030年には労働人口が約15%減少するという深刻な少子高齢化を迎えた日本において、ホワイトカラーの生産性の高い働き方を実現していくことは喫緊の課題です。その課題を最も効果的に解決する方策として、人間以外の労働力で24時間365日働くことができ、過重労働の心配もなく、離職することもないロボットの活用が注目を集めています。
今回オデッセイでは、必ず訪れる労働力不足を克服し、さらなる成長を目指す企業のために、RPAテクノロジーズの『BizRobo』を活用し、SAP HCM(※2)を利用した人事業務をロボットに代行させるソリューション「HRRobo For SAP HCM」を開発いたしました。オデッセイが事前に実施した業務フローベースでの適用分析 では、SAP HCMの人事/給与業務のうち、約70%以上の操作・運用がロボットで代行可能という結果が出ています。例えば、給与計算業務では、これまで社員が手作業で実行していた入力・検索・集計・検証・登録等の煩雑な作業を代行させることにより、人間よりも数段早い処理時間で、ミスなく処理することが可能になります。
また、本サービスの作業の対象はSAP HCMのみならず、メールシステムや通勤経路検索サイト等関連するシステムやWebサイトと連携した処理も可能です。オデッセイでは、これらの代表的な作業をロボット化し、SAP HCM用テンプレート『Ulysses(ユリシーズ)(※3)』のオプションとして開発しました。シェアードサービスセンターで大量の業務処理を対応されている企業や、人事業務をアウトソーシングされている企業では、特に顕著な導入効果が期待できると考えています。
※1.RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)
RPA(Robotic Process Automation)は、これまで人間のみが対応可能と想定されていた作業、もしくはより高度な作業を人間に代わって実施できるルールエンジンやAI、機械学習等を含む認知技術を活用した業務を代行・代替する取り組みです。人間の補完として業務を遂行できることから、仮想知的労働者(Digital Labor)とも言われています。
※2.SAP HCM
SAP ERPは、あらゆる業種、あらゆる規模の企業をサポートするために構築された、豊富な実績と優れた信頼性を誇るエンタープライズリソースプランニング基盤です。重要なデータ、アプリケーション、分析ツールするアクセスを職務役割別に(ロールベースで)管理しながら購買/調達、製造、サービス、販売/営業、経理・財務、人事といった基幹系業務のプロセスを効率化することができます。SAP HCM(SAP Human Capital Management:人事管理製品)は、適切な人材の獲得・維持、職場環境の管理、人事プロセスの効率化・合理化、法規制コンプライアンスの確保、人を中心に据えた組織の構築をご支援します。
※3.Ulysses
「Ulysses(ユリシーズ)」は、60社超に上る SAP HCM 導入プロジェクトのなかで培ったナレッジと、数々のお客様のニーズを結集した、オデッセイ独自のSAP HCM導入テンプレートです。2004年のリリース以降、常に人事ソリューションのトレンドや、お客様の声を反映させて進化を続けて参りました。「Ulysses導入方法論」「ドキュメントテンプレート」「カスタマイズテンプレート」「アドオンテンプレート」「HRアナリティクス」をご用意し、弊社のこだわりである「お客様に満足頂ける高品質のサービスをより安くご提供する」を実践するためのリューションテンプレートです。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(SAPジャパン株式会社 https://www.sap.com/japan/ /3月10日発表・同社プレスリリースより転載)