中国、1月の求人案件数、春節休暇前倒しの影響で前年同月比30%減~『中国における日系企業の求人動向レポート2017年1月分』:リクルートホールディングス
株式会社リクルートホールディングス(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 兼 CEO:峰岸真澄)の100%子会社であり、中華人民共和国(以下、中国)で人材紹介事業を展開する現地法人 RGF HR Agent 中国(中国語法人名:上海艾杰飛人力資源有限公司 本社:中国上海 総経理:橘宏喜)は、このたび、同社が取り扱う中国大陸の求人情報に基づき、日系企業を中心とする1月の求人動向をまとめました。
※RGF HR Agent Groupは中国をはじめとした11の国と地域、27の都市に展開し、日系企業・現地企業・多国籍企業に対する人材紹介事業を展開しています。
RGF HR Agent 中国 総経理 橘宏喜のコメント
春節休暇前倒しの影響で前年同月比30%減
当社で取り扱う1月の求人案件数は、前年同月比30%減の484件。求人数の増減に大きく影響する春節休暇の日程が毎年変動するため、市場トレンドは1・2月の合計値で分析する必要があるが、今年は春節休暇が昨年より早い1月下旬に始まったことから、1月単月で比較すると大きく減少した。
業界別に見ると、求人案件の減少数が多かったのは、「製造」「IT/通信」。「製造」は、春節前倒しの影響で1月の新車販売台数が伸び悩んだことが影響したようだ。昨年来、新車販売台数の増減に影響を与えている小型車減税は、12月に延長が決まったものの減税幅縮小。2月以降の動向が製造業の採用活動に与える影響を注視したい。
「IT/通信」は、春節前倒しの影響に加え、近年、顧客となる中国進出日系企業のマーケットがピークアウトしており、採用意欲が低迷しているようだ。
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(株式会社リクルートホールディングス http://www.recruit.jp/ /2月27日発表・同社プレスリリースより転載)