現金給与総額は0.5%増。所定外労働時間は1.5%減。常用雇用は2.1%増~毎月勤労統計調査平成28年分結果確報(厚生労働省)
毎月勤労統計調査平成28年分結果確報を、今般とりまとめましたので公表します。
【調査結果のポイント】
(前年比でみて)
・現金給与総額は0.5%増
一般労働者は0.9%増、パートタイム労働者は0.1%減
・所定外労働時間は1.5%減
・常用雇用は2.1%増
1. 賃金(一人平均)
平均月間現金給与総額は、前年比0.5%増の315,590円となった。 現金給与総額のうち、きまって支給する給与は0.2%増の259,737円、所定内給与は0.2%増の240,256円、所定外給与は0.6%減の19,481円、特別に支払われた給与は2.4%増の55,853円となった。 実質賃金は、前年比0.7%増となった。
2. 労働時間(一人平均)
平均月間総実労働時間は、前年比0.6%減の143.7時間となった。
総実労働時間のうち所定内労働時間は0.5%減の132.9時間、所定外労働時間は1.5%減の10.8時間となった。製造業の所定外労働時間は、1.7%減の15.7時間となった。
なお、年間の総実労働時間は1,724時間(規模30人以上では1,783時間)となった。
3. 雇用
常用雇用は、前年比2.1%増となった。このうち、一般労働者は1.8%増となり、パートタイム労働者は2.9%増となった。
<問い合わせ先>
政策統括官付参事官付雇用・賃金福祉統計室
参事官 石原 典明
室長補佐 手計 高志
(担当・内線)企画調整係(7609, 7610)
(電話代表)03(5253)1111
(ダイヤルイン)03(3595)3145
◆ 詳しくはこちらをご覧ください。
(厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp// 2月22日発表・報道発表より転載)