導入進む産業用ロボット 熟練工の技術をAIで代替
テクノロジーの進化が進む中、これまで工場の熟練工によって行われてきた作業を、AIやロボットによって代替する動きが活発化している。
オムロンでは2017年中に人工知能(AI)を活用した生産ラインの制御サービスを始める。顧客の生産ラインに入って熟練工のノウハウなどを分析することで、これまで熟練工によってのみ可能であった「匠(たくみ)の技」が機械によって代替可能となる。(日本経済新聞)
現在、熟練工の高齢化や生産拠点のグローバル化に伴い、多くの企業で高度な技術を持った人材の不足が課題となっている。一朝一夕に修得できない熟練工の技術をAIで代替することができれば、安定した生産力確保の切り札となるだろう。
(『日本の人事部』編集部)