インテリジェンスが8月のアルバイト平均賃金を分析
関東・関西とも前年を上回る高水準を維持
総合人材サービスを展開するインテリジェンス(東京都千代田区、鎌田和彦・代表取締役 社長執行役員)では、関東および関西エリアで発行するアルバイト情報誌及びアルバイト求人サイトに掲載された求人情報から98職種(※)について、アルバイトの平均賃金を分析しています。8月の結果がまとまりましたのでお知らせします。
※ 接客を伴う酒類提供職種及び職種分類が明確でない募集を除いています。
(2002年1月集計スタート時98職種。2005年1月より一部対象職種の細分化により98職種)
※ 該当媒体は、「an」「Web an」「モバイル an」「Free an」の4媒体となります。
【 関東エリア概況 】
8月のアルバイト求人情報98職種平均時給は1,047円(前月1,048円、前年同月1,009円・3.83%増)となっています。集計開始以降最高額だった前月からは1円減となりましたが、依然、前年を大きく上回っており、上昇の動きは鈍化してもなお高水準を維持している状況です。
職種別の内訳では、販売職(970円)を除く全職種で1,000円を超えており、特に専門職が1,272円で最も高くなっています。対前年増加率は、事務職(3.85%増)が最も高く、前年を約40円と大きく上回っています。一方営業職は5.11%減と前年を大きく下回りました。また運輸関連職は3カ月連続で前年を下回っています。
【 関西エリア概況 】
8月のアルバイト求人情報98職種平均時給は970円(前月984円、前年同月955円・1.62%増)となっています。時給は前月から14円減少し、対前年増加率も1倍は超えているものの、今年5月の水準まで下がっています。
職種別の内訳では、専門職(1,194円)の時給が最も高く、次いで営業職(1,110円)となっています。前年同月と比べると、サービス関連職が前年増加率3.70%で最も増加幅が大きく、次いで専門職の2.25%増が続いています。一方運輸関連職(2.25%減)と営業職(1.12%減)は前年を下回っており、特に運輸関連職は関東同様3カ月連続の前年割れとなりました。
(インテリジェンス http://www.inte.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・9月20日)