成果主義制度に「残業代」は必要?
「リクナビNEXT Tech総研」が調査
リクルート(東京都中央区、柏木斉・代表取締役社長)のエンジニア向けのキャリア情報提供サイト「リクナビNEXT Tech総研」(http://tech.rikunabi.com/)はこのほど、エンジニア1000人を対象に、成果主義制度への満足度を左右する要因である「残業代に対する満足度」について調査しました。 成果主義の導入・浸透により、エンジニアを取り巻く評価・報酬制度が大きく変わりつつあります。裁量労働制を成果主義人事制度の根幹に据える企業も多いようです。一方で、技術革新のスピードが速まり、開発競争も激化していくなかで、労働時間が長く、やむを得ない残業を余儀なくされるエンジニアも少なくありません。 「Tech総研」では、エンジニア1000人を対象にその実態を探るべく、調査しました。成果主義が導入されている企業のエンジニアは、現在の給与に対し、「満足している」が全体の35%、「不満である」38%とほぼ同率となります。この傾向は「残業手当がフルに出る」職場で強く、「残業手当がつかない」職場で低いということから、成果主義導入の有無にかかわらず、「給与に満足」の理由は、残業代の有無・額と相関関係が高いようです。残業時間でなく成果による評価に満足している少数派と併せて、フリーコメントも紹介しています。 (リクルート http://www.recruit.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・2月3日) |