平成28年10月分、現金給与総額の前年同月比は0.1%増・所定外労働時間は1.7%減・常用雇用は2.1%増~毎月勤労統計調査平成28年10月分結果速報(厚生労働省)
毎月勤労統計調査平成28年10月分結果速報を、今般とりまとめましたので公表します。
【調査結果のポイント】
1.賃金(一人平均)
(1) 現金給与総額の前年同月比は、0.1%増となった。
うち一般労働者は前年同月と同水準、パートタイム労働者は0.2%増となった。
(2) 所定内給与の前年同月比は、0.3%増となった。
うち一般労働者は0.2%増、パートタイム労働者は0.3%増となった。
(3) 所定外給与の前年同月比は、1.4%減となった。
うち一般労働者は1.4%減、パートタイム労働者は3.7%減となった。
(4) 所定内給与と所定外給与を合わせたきまって支給する給与(定期給与)の前年同月比は、0.1%増となった。
うち一般労働者は前年同月と同水準、パートタイム労働者は0.1%増となった。
(5) 特別に支払われた給与の前年同月比は、0.5%減となった。
(6) 実質賃金指数(現金給与総額)は、前年同月と同水準となった。(消費者物価指数(持家の帰属家賃を除く総合)の前年同月比は、0.1%上昇)
2.労働時間(一人平均)
(1) 総実労働時間の前年同月比は、0.9%減となった。
(2) 所定内労働時間の前年同月比は、0.8%減となった。出勤日数の前年同月差は、0.1日減となった。
(3) 所定外労働時間の前年同月比は、1.7%減となった。
(4) 製造業の所定外労働時間の前年同月比は、1.8%減となった。
(5) 製造業の所定外労働時間の前月比(季節調整済指数)は、0.1%増となった。
3.雇用
(1) 常用雇用の前年同月比は、2.1%増となった。
(2) 就業形態別に前年同月比をみると、一般労働者が2.2%増、パートタイム労働者が1.6%増となった。
(注)速報値は、確報で改訂される場合がある。
<問い合わせ先>
政策統括官付参事官付雇用・賃金福祉統計室
参事官 石原 典明
室長補佐 手計 高志
(担当・内線) 企画調整係(7609, 7610)
(電話代表) 03(5253)1111
(ダイヤルイン) 03(3595)3145
◆ 詳しくはこちらをご覧ください。
(厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp// 12月6日発表・報道発表より転載)