中国、10月の求人案件数は前年同月比11%増。小型車減税の駆け込み需要で製造業の求人増加~『中国における日系企業の求人動向レポート2016年10月分』:リクルートホールディングス
株式会社リクルートホールディングス(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 兼 CEO:峰岸真澄)の100%子会社であり、中華人民共和国(以下、中国)で人材紹介事業を展開する現地法人 RGF HR Agent 中国(中国語法人名:上海艾杰飛人力資源有限公司 本社:中国上海 総経理:橘宏喜)は、このたび、同社が取り扱う中国大陸の求人情報に基づき、日系企業を中心とする10月の求人動向をまとめました。
※RGF HR Agent Groupは中国をはじめとした11の国と地域、27の都市に展開し、日系企業・現地企業・多国籍企業に対する人材紹介事業を展開しています。
中国大陸における日系企業の求人動向
RGF HR Agent 中国 総経理 橘宏喜のコメント
10月の求人案件数は前年同月比11%増。小型車減税の駆け込み需要で製造業の求人増加
当社で取り扱う10月の求人案件数は、前年同月比11%増の606件。昨年の株価暴落に端を発する金融市場の不安定化で先行き不透明感が増大し、求人案件数が伸び悩んだ前年同月の反動による増加。
昨年を除き、例年、10月の求人案件数は700件前後で推移していたことを踏まえると、日系企業の人材需要は本格的な復調には至っていないと言える。今後も軟調な動きが続く可能性がある。
業界別に見ると、求人案件の増加数が多かったのは、先月に引き続き、「製造」、「商社/貿易」。「製造」は、小型車減税の期限切れを目前にして、駆け込み需要が一段と膨らんでいることから、自動車関連企業の人材需要が堅調に推移。年末までは、この構図が続きそうだ。
「商社/貿易」は、3カ月連続で前年同月比増加となったが、増加率は縮小。華南地域を中心にスマートフォンの新機種リリース効果に息切れ感が見え始めている。
中国における日系企業の求人動向レポート 2016年10月分(783 KB)
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(株式会社リクルートホールディングス http://www.recruit.jp/ /11月29日発表・同社プレスリリースより転載)