中国、9月の求人案件数は前年同月比17%増。金融不安の反動増や小型車減税駆け込み需要で~『中国における日系企業の求人動向レポート2016年9月分』:リクルートホールディングス
株式会社リクルートホールディングス(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 兼 CEO:峰岸真澄)の100%子会社であり、中華人民共和国(以下、中国)で人材紹介事業を展開する現地法人 RGF HR Agent 中国(中国語法人名:上海艾杰飛人力資源有限公司 本社:中国上海 総経理:橘宏喜)は、このたび、同社が取り扱う中国大陸の求人情報に基づき、日系企業を中心とする9月の求人動向をまとめました。
※RGF HR Agent Groupは中国をはじめとした11の国と地域、27の都市に展開し、日系企業・現地企業・多国籍企業に対する人材紹介事業を展開しています。
中国大陸における日系企業の求人動向
RGF HR Agent 中国 総経理 橘宏喜のコメント
9月の求人案件数は前年同月比17%増。金融不安の反動増や小型車減税駆け込み需要で
当社で取り扱う9月の求人案件数は、前年同月比17%増の816件。これは、昨年6月の株価暴落に端を発する金融市場の不安定化で先行き不透明感が増大し、求人案件数が伸び悩んだ前年同月の反動増。一昨年9月と比較すると、求人案件数はほぼ横ばいであり、 復調の兆しであることを期待したい。
業界別に見ると、求人案件の増加数が多かったのは「製造」、「商社/貿易」。
「製造」は、インフラ投資を中心とする景気下支え政策の効果が顕在化してきたことや、都市部不動産市場の活況に加え、小型車減税の期限切れが迫り、9月に入ってから新車販売台数の伸びがさらに加速したことが、部材・素材メーカーの人材需要を刺激したようだ。
「商社/貿易」は、先月に引き続き、グローバルシェアの高いスマートフォンの新機種リリースの影響が大きい。生産に必要な素材や部材の輸入が堅調に推移していることが、求人増加の追い風になっているものとみられる。
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中国における日系企業の求人動向レポート 2016年9月分(791 KB)
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(株式会社リクルートホールディングス http://www.recruit.jp/ /10月28日発表・同社プレスリリースより転載)