関西雇用創出機構、大阪学院大学と提携
大学生のキャリア構築をサポート
パソナグループで、大手企業との共同出資により人材ブリッジバンク事業を行う関西雇用創出機構(大阪府大阪市、山本絹子・代表取締役社長)は、大阪学院大学(大阪府吹田市、白井善康・総長)の大学生に対して、アルバイト就業期間に評価制度を設けることで、大学生のキャリア構築サポートを行う独自のプログラムを、大阪学院大学と9月1日より実施します。
景気の回復に伴い、企業は今年度、新卒採用を大幅に増やす計画を立てています。一方、ここ数年間、新卒で就職した大学生は、不況下であっても企業に就職して3年以内に3割以上が自発的に離職しています。その背景として、在学中の限られた時間、情報の中だけで、卒業後の進路を決めるこれまでの就職活動では、満足なキャリア構築ができないという要因があります。そのため、各大学では在学中、早い段階からキャリア教育を行い、インターンシップだけではなく、早期進路相談や企業情報の提供を行なっています。
そこで、関西雇用創出機構では、大学生のキャリア構築を支援するため、アルバイト先企業を開拓し、大学、企業と共同でアルバイト学生の目標設定や評価制度を設けた独自のプログラムを大阪学院大学と共同で実施します。また、大阪学院大学は、同プログラム修了者に卒業単位を付与し、アルバイトを通じてスキルの習得や就職観を養い、学生のキャリア構築を強化します。
(パソナ http://www.pasona.co.jp/同社プレスリリースより抜粋・8月30日)