英語学習にお金をかけるのは若手社員、時間をかけるのは中堅社員!?英語ができる世代も、どの世代も英語の社内公用語化には消極的~『TORAIZ』英語に関する意識調査:トライオン
“One Year English”プログラム 『TORAIZ』を運営するトライオン株式会社では、このたび会社で働く新卒1年目以降の男性・女性400人を対象に世代ごとの英語に関する意識調査を実施しました。その結果、若手社員の英語への意識が、ベテランや管理職世代、中堅社員の方に比べて高くこれまで英語学習へのお金のかけ方も高いことが判明しました。さらにTOEICの点数も若手と呼ばれる世代の方が高いものの、一方でその英語力が高いにもかかわらず、会社で英語を使って働くことに対しては他の世代と変わらず、消極的であるということが明らかになりました。
調査結果概要
1.「ゆとり世代」を含む若手社員のTOEICの点数は断トツトップ!
調査の結果、新卒1年目~社会人9年目のいわゆる「若手社員」と呼ばれる世代のTOEICの点数は、ベテランや管理職世代の社員の点数とお比較し、高得点を取得していることが判明しました。
TOEICが公式で提示している、「企業が全社員に期待するスコア」である600点を満たしているのもこの若手世代であり、昨今注目されている「ゆとり世代」を含むこの若手社員の方が着実に企業で生き抜くための武器を手にいれていることが分かる結果となりました。
2.若手社員は英語学習にお金をかけている!焦る中堅は時間をかけて挽回を模索中!?
新卒1年目~社会人9年目の若手社員は、英語学習にかけてきた費用が、平均約20万4000円であるのに対し、ベテランや管理職、中堅社員の各世代は平均10万円以下という結果となり、若手はお金をかけて英語習得に臨んでいることが分かりました。
その一方で、1週間で英語学習にかけている時間についてアンケートを実施したところ、10年目から19年目の中堅社員が12時間と、最も英語学習に時間を割いていることが明らかになりました。
3. TOEIC800点以上の約2割が英語消極派!会社の英語公用語化に、年齢もTOEICも関係なし!
今回の調査で、自身が勤める会社で英語公用化が採用された場合の感想を聞いたところ、調査でこれまで最も英語学習にお金をかけTOEICの点数が高いことが判明した若手社員も、ベテランや管理職、中堅社員も、すべての世代の80%前後が「困る」ことが分かり、約20%は「困るので会社を辞めたい」とまで考えてしまうことが判明しました。また、一般に英語力があると思われているTOEIC800点以上取得者においても約2割が公用語化された場合会社を辞めたいと、英語に対し消極的であることもわかりました。
【調査概要】
・調査期間:2016年9月17日~2016年9月25日
・調査対象:新卒1年目~30年目以降の社会人400名
・調査方法:インターネット調査
※本リリースに含まれる調査結果をご掲載頂く際は、必ず「トライズ調べ」と明記してください。
◆ 本リリースの詳細は、こちら(PDF)をご覧ください。
(トライオン株式会社 http://www.tryon.co.jp/ /10月20日発表・同社プレスリリースより転載)