パソナキャリアアセット
札幌市の若年層就業体験事業を受託
総合人材サービスを展開するパソナのグループ会社で、再就職支援サービスを行う
パソナキャリアアセット(東京都千代田区、渡辺尚・代表取締役社長)は、札幌市の若年層就業体験事業(ジョブチャレンジ事業)を受託し、札幌市に居住・通勤・通学している35歳未満の無職またはアルバイト従事者を対象に、就業体験の機会提供や就職活動のサポートを実施することとなりました。
当事業は札幌市が、全国平均より高い若年層の早期離職率を改善するために、今年初めて実施する新規事業です。若者の職業観を養うのに効果が高いインターンシップ等を活用して就業意欲を喚起し、積極的な就職活動に結びつけるとともに早期離職を防止することを目的としています。
同社が具体的に実施する、主な内容は次のとおりです。
(1)就業に関するスキルアップ研修の実施
就業体験前に、適職発見のほか、コミュニケーションスキルやビジネスマナーなど基礎を身につけるセミナーの実施
(2)キャリアカウンセリング
就業体験前に目標設定や企業選定を目的に、また体験後に成果と反省に基づいた今後の就職活動の目標設定を目的にした、カウンセリングを実施
(3)就業体験の機会提供
「インターンシップ」だけでなく、「会社見学」、「経営者や社員との座談会」、「ジョブシャドウイング(社員に付き添いながら仕事を学ぶ)」など、さまざまなメニューを組み合わせた5日〜10日間の体験機会の提供
(4)体験後の就職活動のサポート
1.就職活動を具体的に進めるための活動計画作成の支援
2.「札幌市就業サポートセンター」(札幌市運営の就業支援機関)との連携により、就業体験後の就職活動促進
3.受入企業と就業体験希望者の交流会を実施し、出会いの場を創出
(5)受入企業支援
インターンシップを含む各種受け入れプログラム作成のサポートや、参加者に対する企業情報の提供
パソナキャリアアセットでは2002年から各自治体が行う就労支援事業の委託を受け、これまでに13都道府県・市で中高年や若年者4万名以上の就職・求職活動支援を行ってきました。なお、北海道ならびに札幌市においては、2002〜2005年度に北海道庁から「再就職支援セミナー」を、2005年度に札幌市から「若年層の採用意識調査」の委託を受けた実績があります。
■ ホームページ(9月1日オープン予定) http://www.jobchallenge.jp
(パソナ http://www.pasona.co.jp/同社プレスリリースより抜粋・8月29日)