レジリエンス、経営者・管理者の心のケアを通した
“人と事業の再生サービス”を開始
経営コンサルティング会社、レジリエンス(東京都港区、清水輝幸・代表取締役)は、8月28日から、メンタルヘルス(心の活力増強)プログラムと事業再生プログラムと融合させた
“人と事業の再生サービス”を開始しました。
事業収益力の改善、組織風土の改善に悩んでいる組織の経営者、管理者を対象とし、対象者が自らとその部下の心に活力を注入しながら組織の利益体質を強化することを可能にします。
コンサルティング業界では、メンタルヘルスと事業再生は相違するサービス領域に位置づけられているのが現状です。しかしながら、心に病を持つ社員の急増、自殺する企業経営者・管理者の増加等、企業人を取り巻く社会環境の変化は、事業の再生は人の心のケアを度外視してはありえないという事実を物語っています。
そこで、レジリエンスは、悩める経営者・管理者が自らの心の状態を回復、強化し、事業再生上、より難易度の高い経営問題を解決することを可能にするプログラムを構築しました。
プログラムの特徴は数カ月間メンタルヘルスコンサルタントおよび事業再生コンサルタントがチームを組みクライアント企業に半ば常駐する形を取ることにあります。それにより、経営者・管理者は心と経営の両面から継続 したサポートを受けることが可能になります。
レジリエンスの提供するサービスは3種類のコースに大別されます。
1 .「きっかけコース」
■ メンタルヘルスコンサルタントが経営者、役員、管理者との個別インタビューを実施し、個人ごとの思考、行動、動機が組織の周囲の社員との協力関係を構築、維持する上でどの程度の好・悪影響を及ぼしているかを判断し、処方箋を作成します。
■ 事業再生コンサルタントがオペレーション・マネジメント上の問題とその根本原因を診断、改善余地を金額で評価し、処方箋を作成します
2 .「収益改善コース」
■ 上記「きっかけコース」の処方箋を経営者、管理者と共に実行し、PL、BSに反映する具体的な収益改善につなげます。
3 .「こころに弾力コース」
■ 上記「きっかけコース」の処方箋を経営者、管理者と共に実行し、職場の協力関係を飛躍的に改善します。
■ 従業員支援プログラム(EAP)を開発、提供します。
さらに、以上のコースを行う際の具体的テーマは以下の通りです。
テーマ1:
組織力低下に悩む就任後5年以内の社長・役員を対象とする「従来路線からの 飛躍」
テーマ2:
中期経営計画、年度計画が画餅に終わっていても危機感のないライン部門に 不満を持つ経営企画、人事部門を対象とする「危機感の醸成」
テーマ3:
異文化問題で悩むグローバル企業で働く役員・管理者を対象とする「異文化間 での意思共有」
テーマ4:
成果至上主義に悩む管理者を対象とする「疲弊感の除去」
テーマ5:
中小規模の再生案件の成功率を高めたいと考える事業再生ファンド マネージャー向けの「事業と人材の再生」
テーマ6:
M&A後の組織の役員・管理者を対象とする「新たな企業文化の確立」
テーマ7:
パート社員の離職率を低下させ、優秀な人材を管理者までに引き上げる
「パート社員の戦力化」 テーマ8:
創業者のあとを継いだ二代目・三代目社長が新たに自分のカラーを組織に浸透 させるための「世代交代」
(レジリエンス http://www.resilience.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・8月29日)