待つ求人から探す人材検索へ
「人材サーチ.com」、9月よりオープン
人材サーチ.com(東京都中央区、宮嶋廣志・社長)は9月より求人採用の時に人材の検索ができるウェブサイト「人材サーチ.com」をオープンします。
本サイトは人材の採用を行う求人企業と、人材紹介や派遣などの人材サービス企業とが取引できる業界初のBtoBマッチングサイトです。仕組みは求人企業がスキルや資格などから人材を検索してオファーを出し、人材サービス企業から人材の提供を受けるというもの。利用料金は、求人企業が月額3万円、人材サービス企業は12月まで無料、それぞれが使いたい放題。
本サイトは求人企業に人材を探して採用ができる点と、人材が必要だと思ったときに採用が進められるとうタイムリーな求人として、プッシュ型の求人採用をメリットとしています。月額で利用料金を設定しているのも採用スピードを考慮して常に利用できる手段を提供。従来の求人広告は掲載期間中に応募を待つというプル型のものが多く、すぐ採用したいというニーズに応えます。
また人材サービス企業においても、集めた求職者に多くの求人を引当(マッチング)する手間を省き、抱える人材をすべて登録することで潜在顧客へのアピールや、引当しやすい顧客(安定顧客)などの開拓につながります。売上に直結でき、より多くの求職者を引当するシステムとして、人材サービス企業に貢献します。
個人情報保護法や職業安定法への抵触については厚生労働省や関連団体などに確認しながら慎重にすすめてきました。同サイトでは人材ビジネスにおける課題に二重派遣や偽装請負など法令違反が横行しやすい点など、本システムを経由することで払拭できるといいます。
現在はIT系企業限定としてベータ版ではあるが、すでに3カ月間にモニタ利用を行っており、約80社、人材情報600人で運用していました。さらに12月をメドに人材サービス企業から求人企業に対し人材の引当を行える逆オファー機能や取引先を絞り込むフィルタ機能などを現在開発中。今後、職業や業種を拡大していきます。
(人材サーチ.com http://www.jinzai-search.com//同社プレスリリースより抜粋・8月28日)