インテリジェンスが7月のアルバイト平均賃金を分析
関東・関西とも2002年集計開始以降の最高額を更新
総合人材サービスを展開するインテリジェンス(東京都千代田区、鎌田和彦・代表取締役 社長執行役員)では、関東および関西エリアで発行するアルバイト情報誌およびアルバイト求人サイトに掲載された求人情報から98職種(※)について、アルバイトの平均賃金を分析しています。7月の結果がまとまりましたのでお知らせします。
※ 接客を伴う酒類提供職種および職種分類が明確でない募集を除いています。
(2002年1月集計スタート時98職種。05年1月より一部対象職種の細分化により98職種)
※ 該当媒体は、「an」「Web an」「モバイルan」「Free an」の4媒体となります。
【 関東エリア概況 】
7月のアルバイト求人情報98職種平均時給は1,048円(前月1,041円、前年同月1,000円・4.81%増)となっています。前月から7円と大きく増加し、集計開始以降の最高額を更新しました。対前年増加率は4.81%で、堅調な伸びが続いています。
職種別の内訳では、専門職が金額(1,338円)増加率(8.31%)ともに他の職種を上回っています。サービス関連職は、前月に引き続き対前年増加率7%を超えており、前年を大きく上回って推移しています。一方、運輸関連職は前月から2カ連続で対前年増加率がマイナスとなっています。
【 関西エリア概況 】
7月のアルバイト求人情報98職種平均時給は984円(前月976円、前年同月944円・4.25%増)となっています。時給は前月から8円アップし、4カ月連続の上昇。関東同様、集計開始以降最高額を更新しました。対前年増加率は、2004年以降一貫して1を上回って推移しています。今月の対前年増加率は4.25%で、集計開始以来最高の伸びを示しました。
職種別の内訳では、関東エリア同様、専門職の時給が最も高く、次いで営業職(1,187円)が高くなっています。両職種は対前年増加率でも共に9%を超えており、前年に比べ大きく水準を上げています。一方事務職・運輸関連職は対前年増加率がマイナスとなっています。特に運輸関連職は、関東と同じく2カ月連続のマイナスとなっています。
(インテリジェンス http://www.inte.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・8月22日)