生活クラブ生協連合会の「飯能デリバリーセンター」に事業所内保育所を開設~「生活クラブ太陽すくすく保育園」2017年春にオープン:生活クラブ
生活クラブ事業連合生活協同組合連合会(本部・東京都新宿区、会員生協・32単協1連合会)は、埼玉県飯能市下川崎の物流拠点「飯能デリバリーセンター(飯能DC)」の敷地内に、事業所内保育所「生活クラブ太陽すくすく保育園」の開設を準備しています(2017年2月開園予定)。
飯能DC内の業務に従事する全てのメンバーに対して、子育てしながらの就労環境を整えることで、将来にわたる人材確保と地域社会の雇用環境に貢献する事業の発展をめざしまず。また、各地で関連グループが地域福祉事業にとりくんできた生活クラブの経験を活かし、「食育」「木育」「親サポート」を理念とした、すこやかな子どもの育ちを応援するモデル保育園となることも目標です。
飯能DCを「より働きやすい職場」に
埼玉県飯能市にある飯能DCでは、およそ400人にのぼる人々が日々の業務に従事しています。このうち6割以上が女性で、各地の組合員にお届けする消費材(商品)の仕分け(ピッキング)や、各種カタログ準備などの業務を担っています。飯能DCを、より働きやすく安心して仕事ができる事業所とすることは、生活クラブの共同購入事業を将来にわたって支えるためにも大事なことです。
そのため、子育て世代の人びとも働きやすい職場となることをめざして、新たに事業所内保育所を開設することになりました。開設にあたっては、生活クラブ共済連と生活クラブグループのワーカーズ・コレクティブや社会福祉法人も協力し、保育園の運営や園を支える人材の育成など、各地の生活クラブが積み重ねてきた地域福祉事業の経験を役立てます。
次世代の人材確保と地域社会への貢献
飯能DCの業務を支える事業体は、生活クラブ連合会の関連会社や協力企業、ワーカーズ・コレクティブなど多数にわたります。この保育園があることで、どの事業体のメンバーにとってもより働きやすい職場となり、将来の人材確保にもつながります。また地域社会の一員としての事業所という面でも、飯能DCの職場環境が充実することには大きな意義があります。
生活クラブ連合会は、共同購入事業の安定的な継続を支え、地域社会に貢献し質の高い保育を提供できる「生活クラブ太陽すくすく保育園」の成功をめざします。
【参考】
事業所内保育所=企業等の事業所内に設置される認可外の保育所のことで、事業所従業員の子どもを保育する施設です。従業員の働き方に応じた多様で柔軟な保育サービスを提供できるのが特徴です。職場内に保育所があることで、送迎の負担が軽くなる、子どもの体調が悪そうなときはすぐに様子を見られる、などのメリットがあります。
生活クラブ共済連=生活クラブ連合会の会員生協が力をあわせて共済事業を行なう生協連合会。共済事業や保険代理事業を通じて地域で暮らす人びとの様々な生活保障とたすけあいの地域社会づくりをすすめています。2016年現在、21都道府県の32会員生協が各地で活動しています。
ワーカーズ・コレクティブ=安心して暮らせる地域社会に必要な「もの」や「サービス」を、地域に暮らす人たちが自らの手で創りだすために生まれた事業体です。利益を上げることだけを目的とせず、利用者の信頼や地域社会への貢献を優先します。働くメンバーの一人ひとりが出資し経営も担う主体的な働き方です。
「生活クラブ太陽すくすく保育園」の共同利用事業体=生活クラブ生協連合会/太陽食品販売㈱/㈱カワタキコーポレーション/企業組合つどい/ワーカーズ・コレクティブ味蕾/生活クラブ生活協同組合(埼玉)
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(生活クラブ事業連合生活協同組合連合会 http://www.seikatsuclub.coop/ /8月23日発表・同社プレスリリースより転載)