「健康経営銘柄2017」「健康経営優良法人~ホワイト500~」の選定に向けた平成28年度健康経営度調査を実施します(経済産業省)
経済産業省は、昨年度に引き続き、東京証券取引所と共同で、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組む上場企業を、原則業1業種1社「健康経営銘柄2017」として選定します。
また今年度から、日本健康会議と共同で、上場企業に限らず大規模法人のうち保険者と連携して優良な健康経営を実践している法人について、2020年までに500社を「健康経営優良法人(ホワイト500)」として認定する制度がスタートします。
これに先立ち、8月26日に、法人の健康経営の取組状況と経年での変化を把握・分析することを目的として「平成28年度健康経営度調査」を発送・公表いたします。
本調査の結果は、「健康経営銘柄2017」の選定やホワイト500の認定に活用されるほか、全回答法人に評価結果サマリーを送付します。
また、9月6日に、東京証券取引所において「健康経営銘柄2017」の選定方法等に係る説明会を開催いたしますので、是非、ご参加ください。
1.健康経営銘柄及び健康経営優良法人~ホワイト500~とは
「健康経営」とは、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践することです。企業理念に基づき、従業員への健康投資を行うことは、従業員の活力向上や生産性の向上等の組織の活性化をもたらし、結果的に業績向上や株価向上につながると期待されています。
そこで、日本再興戦略2016に向けた取組の一つとして、東京証券取引所の上場会社の中から、特に優れた「健康経営」を実践している法人をリーディングカンパニーとして「健康経営銘柄2017」に選定し、長期的な視点からの企業価値の向上を重視する投資家にとって魅力ある法人として紹介をすることで、法人による「健康経営」の取組の促進を図ります。
また、今年度から、上場企業に限らず、保険者と連携して優良な健康経営を実践している大規模法人を顕彰するため、「健康経営優良法人~ホワイト500~」の認定が開始されます。本認定は、経済界・医療関係団体・自治体のリーダーから構成される日本健康会議と共同で実施し、健康経営実践法人の拡大を図るものです。
2.健康経営度調査の活用について
健康経営銘柄の選定及びホワイト500の認定は、経済産業省が実施する「平成28年度 健康経営度調査」(委託先:株式会社日経リサーチ)の調査結果を用いますので、健康経営銘柄選定及びホワイト500認定を目指す法人は必ずご回答ください。更に、今回の調査から、健康経営を継続して実践している法人を評価するため、今回回答頂いた法人については、来年度の銘柄選定時に加点します。
また、本調査に回答頂いた全法人に対して、評価結果サマリーを送付します。本サマリーには、業界における各社の健康経営の実践レベル、評価すべき項目、今後見直しが必要な項目等を記載しており、今後健康経営を進めていく上で必要な情報が盛り込まれています。このため、調査票に未記入の項目があっても是非ご提出ください。調査票への回答方法等、調査に関する詳細は、経済産業省HPをご覧いただくか、調査委託先:株式会社日経リサーチまでお問い合わせ願います。
【経済産業省HP】
「健康経営銘柄」
【お問い合わせ先】
株式会社日経リサーチ連絡先 health_survey@nikkei-r.co.jp
(担当:コンテンツ事業本部 編集企画部 山口、佐々木、原))
3.「健康経営銘柄2017」の選定方法に関する説明会の開催
「健康経営銘柄2017」の選定方法、平成28年度健康経営度調査の趣旨等に関する説明会を以下のとおり開催いたします。
日時:平成28年9月6日(火)13:30~15:10(13:00受付開始)
場所:東京証券取引所2階東証ホール(東京都中央区日本橋兜町2-1)
主なプログラム:
・「健康経営銘柄2017」の選定方法、評価の視点について
・基調講演 レオス・キャピタルワークス 代表取締役社長・最高投資責任者 藤野 英人氏
・「平成28年度健康経営度調査」の実施について(前回の結果と今回の方針)
参加費:無料
申込方法:(東証HP)
※8月25日(木)午後に掲載予定
担当:商務情報政策局 ヘルスケア産業課
発表資料:
「健康経営銘柄2017」「健康経営優良法人~ホワイト500~」の選定に向けた平成28年度 健康経営度調査を実施します(PDF形式:305KB)
関連リンク:
「健康経営実践促進セミナー」を開催します
◆ 発表資料の詳細はこちらをご覧ください。
(経済産業省 http://www.meti.go.jp/ / 8月22日発表・報道発表より転載)