リクルート「Tech総研」が研究レポート公開
平均73.6万円・エンジニア2006年夏のボーナス調査
リクルートのエンジニア向けのキャリア情報提供サイト「リクナビNEXT Tech総研」( http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/tech/ )では、エンジニアの仕事・報酬・職場・生活・転職に関する研究レポートを毎週発信して います。
日本経団連が7月に発表した大手企業の夏のボーナス交渉妥結額は、88万3695円。昨年夏に比べて2.86%の増加と、企業業績の回復は堅調です。そこで、Tech総研ではエンジニア1000人を対象として、夏のボーナス調査を行いました。
調査の対象となったのは、ハード系、ソフト系各500人、平均年齢34歳のエンジニア。ボーナス金額で集計すると、今年夏の全体平均額は73.6万円。昨年の同種の調査と比べて7.1万円(9.6%)の増加でした。さらに傾向については、昨年夏に比べて「増えた」という回答が62%、「変わらず」が22%、「減った」が17%。「増えた」の率は2005年冬のボーナス調査の60%をやや上回りました。
また、ボーナスに対する満足度では、今回は「かなり/まあまあ満足」が28%、「普通」が30%、「やや/非常に不満」が42%という結果になりました。これは2005年の夏のボーナスの満足度が「非常に/まあまあ満足」37%、「やや/かなり不満」が36%だったのに比べると、不満の方向へ少し意識がスライドしているといえます。
実はこの傾向は、2005年冬のボーナス調査にも見られており、「好況期におけるボーナスへの不満」傾向は、けっして無視できなくなっているようです。 使い道に関しては、「貯金する」が69%と圧倒的で、以下は「買い物をする」41%、「ローン返済に充てる」35%、「旅行する」が26%となりました。
レポートでは、各職種別のボーナスの平均額はもとより、ファイナンシャルプランナーの診断付きで、20代・30代エンジニアの生ボーナス明細も公開しています。
■ 詳細は下記URLにてご覧ください。
http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=000872&f=release
(リクルート http://www.recruit.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・8月4日)