PHS通信一体型の出退勤管理システム
「モバイルタイムレコーダー」サービス開始
キズナジャパン(東京都千代田区、高崎義一・代表取締役)は、日本通信(東京都品川区、三田聖二・代表取締役社長)の無線データ通信「通信電池」ソリューションを利用した通信一体型の出退勤管理システム「モバイルタイムレコーダー」のレンタルサービスを2006年
8月1日(火)より開始します。
【 サービス開始に至った背景 】
従来、人材派遣業界では、派遣スタッフが勤務表に出退勤時間を手書きし、月に1度、FAXや郵便で勤務表を派遣元に送るという方法が一般的でした。しかし、労働環境の変化に伴い、派遣スタッフの獲得が厳しくなった昨今、給与の週払いや日払いを採用することで人材獲得に取組む派遣会社が増えており、迅速な勤務状況の把握と集計および事務処理にかかる人件費の増加が課題となっています。 また、派遣先では、近年の情報漏えい対策の
一環として、派遣スタッフに対し会社のFAXやPC、ネットワークの利用を制限させる企業が増えています。
このような状況に対応し、キズナジャパンは、派遣先に端末機を設置すれば、派遣先のネットワークを利用することなく、出退勤データをスピーディーに回収できる、通信一体型の出退勤管理システム「モバイルタイムレコーダー」のレンタルサービスを開始します。
通信回線は、タイムレコーダー専用通信のため、派遣先のネットワークと完全に分離され、勤怠データ以外の派遣先のデータやファイルが送信されることはありません。従って、モバイルタイムレコーダーは、派遣先に迷惑をかけることなくスピーディーに勤怠情報を集める事ができ、給与の週払いや日払いや日払いを行う派遣会社の必須アイテムとなります。
【 サービスの特徴 】
一般的な「通信対応型タイムレコーダー」は、ISDN回線を使っているケースが多く回線を引く工事が必要であり、工事のコストや開通までに時間がかかるという問題点がありましたが、このサービスは、これらの問題を解決します。
タイムレコーダーには、最初からPHS回線用のデータ通信カードが組み込まれており、PHS回線が利用できるエリアであればどこでも設置可能なだけでなく、すぐにデータの送受信が始められます。通信機能を利用すれば、例えば新しいスタッフの登録の為に派遣先で設定を変更する必要もなく、データ回収の手間や人件費を省きます。
コストは、通信回線を、主に打刻データの送信に利用するため抑えることができます。端末機も、NEC製の業務用パネコン(12インチタッチパネル、WindowsXP-Embedded)を利用するため、豊富な機能が使え、しかも専用タイムレコーダーに比べコストを4割程下げることができます。専用タイムレコーダーは、勤怠管理などの集計を行う場合、別途パソコンに勤怠管理用のソフトをインストールしなければなりませんが、このシステムは、タイムレコーダー機能も勤怠管理機能も一緒に利用できるオールインワンタイプです。
【コストパフォーマンス】
・ 当サービス:
通信料+タイムレコーダー+勤怠管理ソフト=すべて利用できて月額9,000円(2年目以降)
【 商品概要 】
・ 商品名: モバイルタイムレコーダー
・ 価格: 初年度 118,000円 年額支払い/2年目〜 9,000円 月額支払い
【 商品構成その他 】
・ 本体ハードウェア
日本電気株式会社製 パネコン(12インチタッチパネル:Windows(R)XP Embedded /512MBメモリ/HDD40G)、非接触型ICカード、 Felica 対応
・ 通信: 日本通信株式会社の通信電池ソリューション(通信回線はPHSを利用)
・ ソフトウェア: キズナジャパンの勤怠管理システム「K-Time」
・ サービス開始日: 2006年8月1日(火)〜
・ 販売方法: キズナジャパンの各販売パートナーを通じて販売
・ 販売目標: 年間5,000台 (キズナジャパン販売目標)
■ キズナジャパン「モバイルタイムレコーダー」に関する情報は以下のURL参照。
http://www.kizuna.co.jp/060mobiltime.htm
■ 日本通信「通信電池」ソリューションに関する情報は以下のURL参照。
http://www.bmobile.ne.jp/ubi/
※文中の社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。
(キズナジャパン http://www.kizuna.co.jp/、日本通信 http://www.j-com.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・8月1日)