女性の労働力率、25~29歳で昭和25年以降初めての8割超。労働力率は平成22年に引き続き男性で低下、女性で上昇~『平成27年国勢調査(速報集計)』(総務省)
総務省は、平成27年国勢調査(速報集計)抽出速報集計結果を公表しました。抽出速報集計結果は、統計的手法により抽出した調査票を用いて主要な項目に関する結果を速報として集計したものです。
<平成 27年国勢調査 抽出速報集計結果より抜粋>
【就業者等の状況】
○労働力率は平成22年に引き続き男性で低下、女性で上昇
○女性の労働力率は、25~29歳で比較可能な昭和25年以降初めて8割超
・15歳以上人口の労働力率は59.8%、平成 22年と比べると、1.4ポイント低下
・男女別にみると、男性が70.8%、女性が49.8%で、平成 22年と比べると、男性が3.0ポイント低下しているのに対し、女性は 0.2ポイント上昇
・女性の25~29歳の労働力率が80.9%となり、比較可能な昭和25年以降初めて8割を超える
○「医療、福祉」に従事する者の割合は平成22年に引き続き上昇
・15歳以上就業者について、産業大分類別の割合をみると、「卸売業、小売業」が16.5%と最も高く、次いで「製造業」が15.7%、「医療,福祉」が12.2%
・平成22年と比べると、「医療,福祉」が2.0ポイント上昇となり、引き続き上昇
○ 「建設業」に従事する者の割合は福島県で高い
・15歳以上就業者について、都道府県別に産業大分類別の割合をみると、「卸売業、小売業」は大阪府で18.6%(全国は16.5%)、「製造業」は滋賀県で25.7%(同15.7%)、「医療,福祉」は高知県で17.6%(同12.2%)
・ 「建設業」は、福島県で11.3%(同7.6%)、島根県で10.4%、宮城県で10.3%
要約(PDF:326KB)
概要 (第1部 結果の解説)(PDF:733KB)
概要 (第2部 資料)(PDF:1,254KB)
◆ 発表資料の詳細はこちらをご覧ください。
(総務省 http://www.soumu.go.jp/ / 6月29日発表・報道発表より転載)