高校生の就職内定率は99.1%と前年同期比0.3ポイント上昇し、平成3年3月卒業者以来25年ぶりの水準。平成28年3月末現在~平成27年度『高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・内定状況』(厚生労働省)
厚生労働省は、このほど、平成28年3月に高校や中学を卒業した生徒について、平成28年3月末現在の公共職業安定所(ハローワーク)求人における求人・求職・内定状況を取りまとめました。対象は、学校やハローワークからの職業紹介を希望した生徒です。
【高校新卒者】(第1表)
○ 就職内定率 99.1%で、前年同期比0.3ポイントの増。
○ 就職内定者数 約17万1千人で、同1.3%の増。
○ 求人数 約35万3千人で、同11.7%の増。
○ 求職者数 約17万3千人で、同1.0%の増。
○ 求人倍率 2.04倍で、同0.19ポイントの増。
【中学新卒者】(第2表)
○ 就職内定率 72.6%で、前年同期比0.5ポイントの増。
○ 就職内定者数 613人で、同9.2%の減。
○ 求人数 1,746人で、同5.1%の増。
○ 求職者数 844人で、同9.8%の減。
○ 求人倍率 2.07倍で、同0.29ポイントの増。
(参考1)
平成28年3月高校・中学新卒者の選考・内定開始期日は、全国高等学校長協会、主要経済団体(一般社団法人日本経済団体連合会、日本商工会議所、全国中小企業団体中央会)、文部科学省及び厚生労働省において検討を行い、次のように申し合わせています。
・ 高 校 平成27年9月16日以降
・ 中学校 平成28年1月1日以降(積雪指定地域では、平成27年12月1日以降)
(参考2)
文部科学省も高校生の就職状況について類似の調査を行っていますが、これは就職を希望する人全員を対象としており、学校及び公共職業安定所を通して求職している人のみを調査対象としている厚生労働省の調査と母集団が異なります。
(参考3)
厚生労働省においては、文部科学省及び経済産業省との連携により、「未内定就活生への集中支援2016」に取り組みました。 また、就職が決まらないまま卒業した方に対しても、引き続きジョブサポーターによる個別支援を継続し、「未就職卒業生への集中支援2016」に取り組んで います。
対策の詳細等につきましては、5月20日公表の「大学等新卒者への就職支援の状況について」をご覧ください。
資料全体版(PDF:860KB)
第1・2表(PDF:150KB)
第3表(PDF:96KB)
第4・5表(PDF:115KB)
第6表(PDF:83KB)
第7表(PDF:115KB)
第8表(PDF:131KB)
◆ 詳しくはこちらをご覧ください。
(厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp// 5月20日発表・報道発表より転載)