3月の完全失業率は3.2%。前月に比べ0.1ポイント低下~労働力調査(基本集計)平成28年(2016年)3月分、1~3月期平均及び平成27年度(2015年度)平均(速報)(総務省)
総務省は、労働力調査(基本集計)平成28年(2016年)3月分、1~3月期平均及び平成27年度(2015年度)平均の結果を公表しました。
●労働力調査(基本集計) 平成28年(2016年)3月分 (2016年4月28日公表)
<完全失業率>
年平均:2013年 4.0%/2014年 3.6%/2015年 3.4%
月次(季節調整値):2015年12月 3.3%/2016年1月 3.2%/2月 3.3%/3月 3.2%
<<ポイント>>
(1) 就業者数,雇用者数
就業者数は6339万人。前年同月に比べ20万人の増加。16か月連続の増加
雇用者数は5649万人。前年同月に比べ69万人の増加。39か月連続の増加
(2) 完全失業者
完全失業者数は216万人。前年同月に比べ12万人の減少。70か月連続の減少
(3) 完全失業率
完全失業率(季節調整値)は3.2%。前月に比べ0.1ポイント低下
労働力調査(基本集計) 平成28年(2016年)3月分結果の概要(PDF:92KB)
●労働力調査(基本集計) 平成28年(2016年)1~3月期平均(速報)結果
[全国]
・就業者数は6363万人と、前年同期に比べ46万人の増加
・完全失業者数は213万人と、前年同期に比べ15万人の減少
・完全失業率(原数値)は3.2%と、前年同期に比べ0.3ポイントの低下
[地域別]
・就業者数の対前年同期増減をみると、南関東、北陸、東海、近畿、四国、九州及び沖縄は増加、東北は同数、北海道、北関東・甲信及び中国は減少
・完全失業者数の対前年同期増減をみると、東北、南関東、北関東・甲信、近畿、中国、四国、九州及び沖縄は減少、北海道は同数、北陸及び東海は増加
・完全失業率の実数及び対前年同期ポイント差は、次のとおり
北海道 ・・・・・・・・3.8%(前年同期と同率) 近 畿 ・・・・・・・・3.5%(0.4ポイント低下)
東 北 ・・・・・・・・3.6%(0.3ポイント低下) 中 国 ・・・・・・・・2.9%(0.4 〃 )
南関東 ・・・・・・・・3.3%(0.1 〃 ) 四 国 ・・・・・・・・3.3%(0.5 〃 )
北関東・甲信 ・・3.1%(0.5 〃 ) 九 州 ・・・・・・・・3.0%(0.9 〃 )
北 陸 ・・・・・・・・3.0%(0.3ポイント上昇) 沖 縄 ・・・・・・・・4.4%(1.1 〃 )
東 海 ・・・・・・・・2.8%(0.4 〃)
労働力調査(基本集計) 平成28年(2016年)1~3月期平均(速報)結果の概要(PDF:34KB)
●労働力調査(基本集計) 平成27年度(2015年度)平均(速報)結果
・2015年度平均の完全失業率は3.3%と、前年度に比べ0.2ポイントの低下
・2015年度平均の完全失業者は218万人と、前年度に比べ15万人の減少
・2015年度平均の就業者数は6388万人と、前年度に比べ28万人の増加
労働力調査(基本集計) 平成27年度(2015年度)平均(速報)結果の概要(PDF:18KB)
<連絡先>
総務省統計局統計調査部労働力人口統計室
審査発表第一係・就業動向指標第一係
担当:課長補佐 長尾
統計専門官 宮下
電話:03-5273-1162
FAX :03-5273-1184
E-mail:l-shinsa1@soumu.go.jp
◆ 発表資料の詳細はこちらをご覧ください。
(総務省 http://www.soumu.go.jp/ / 4月28日発表・報道発表より転載)