『キャリアコンサルタントのためのカウンセリング入門』(杉原 保史:著)~キャリアコンサルタント国家資格化!~北大路書房より発刊
株式会社 北大路書房は、杉原 保史:著『キャリアコンサルタントのためのカウンセリング入門』を刊行しました。
キャリアカウンセリングの現場で直面する苦労と悩みに、心理カウンセラーが平易に語りかけ、寄り添う。第1部では、相談をより深め有意義にするための基本的見方や考え方、ちょっとしたヒントやコツをエピソードで紹介。第2部では、実践に役立つ代表的な心理カウンセリングの理論と技法を、エッセンスにしぼって概説する。
■本書の概要
キャリアコンサルタントのためのカウンセリング入門
著者:杉原保史
定価:本体1800円+税
ISBN:978-4-7628-2923-9 C0011
ページ数:216ページ
サイズ:四六判
出版社:北大路書房
■著者紹介
杉原保史(すぎはら・やすし)
1961年 兵庫県に生まれる
1989年 京都大学大学院教育学研究科博士課程 研究指導認定退学
現在 京都大学学生総合支援センター センター長・教授(教育学博士)
[主著・論文]
統合的アプローチによる心理援助 金剛出版 2009年
12人のカウンセラーが語る12の物語(共編著)ミネルヴァ書房 2010年
技芸(アート)としてのカウンセリング入門 創元社 2012年
プロカウンセラーの共感の技術 創元社 2015年
ほか多数
■目次
まえがき
第1部 実際編
キャリアカウンセラーの専門的援助/心理カウンセリングとキャリアカウンセリング/カウンセリングの学び方/カウンセラーの基本的態度/傾聴はアクティブ・リスニングです/クライエントの自己受容を助ける/自己アピールと嘘/クライエントと議論しない/何をしたいのかが分からないというクライエント/どうしても決められないクライエント/ラポールの形成/今ここへの注目/リファーのコツ/キャリアカウンセラーの現場/キャリアカウンセラーは社会の流動性を支える?/キャリア教育は勝ち組になるためのコーチング?/「留年は就職に不利」?/生活保護という困難/現代社会におけるキャリアカウンセリング/価値との接触を促進する
第2部 理論編
心理カウンセリングの理論/心理カウンセリングを大きく分類すると/もう少し、学派の整理/行動療法 エクスポージャーの考え方/行動療法 過剰な行動と過少な行動/行動療法 具体的に訊く/認知行動療法 自動思考に気づく/解決志向アプローチ 解決イメージを構築する/解決志向アプローチ 解決イメージを関係の中に置く/来談者中心療法 ロジャースの三原則/来談者中心療法 成長力への信頼/精神分析 無意識の心理学/精神分析 自由連想法と解釈/精神分析 抵抗の分析/精神分析 転移の分析/アドラー心理学/ユング心理学/統合的アプローチ
あとがき
◆書籍の詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社北大路書房 http://www.kitaohji.com/ / 3月発表・同社プレスリリースより転載)