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ニュース
人事サービス 人材育成・研修
掲載日:2016/03/22

新社会人、10年後の日本に求めること「残業しない風土作り」。4人に1人が「会社員+外部活動」を希望~1億総活躍社会の実現に向けた『新社会人の働き方意識調査』:もしも「フリーキャリア総研」

インターネットで収益をあげる働き方の調査機関「フリーキャリア総研」を運営する株式会社もしも(本社:東京都新宿区、代表取締役:実藤裕史)は、インターネットで収益をあげる働き方“フリーキャリア”に関する調査の第5回目として、「新社会人の働き方意識調査」を実施しました。調査結果の詳細は下記の通りです。

●調査方法:インターネット調査(調査機関依頼)
●調査期間:2016年2月18日(木)~2月25日(木)
●有効回答:2016年度新社会人(1993年4月2日~1994年4月1日生まれ)139名

 

<主なトピック>
ゆとり教育で育ち、選択肢の幅が広い世の中で育った今年の新社会人は“時間への意識が高い”傾向
・新社会人の4人に1人が会社員の他に別分野での活動を希望
・10年後の日本に求めること「残業しない風土作り」に多くの声
・新社会人の3割、ネットを使った収益をあげる働き方「フリーキャリア」の経験あり

 

■新社会人の4人に1人が会社員の他に別分野での活動を希望
「社会人になったら、どのような働き方を希望しますか?」と質問したところ、1位は「会社員として企業で働き続ける」62%、2位は「会社員の他に別分野での活動をする」27%、3位は「独立し、自分の会社を立ち上げる」11%という回答結果でした。

理由を聞いてみたところ、「安定した仕事をしたい」66.9%が最も多く保守的な傾向があること伺えます。一方で、「自分のスキルを活かしたい」28.1%、「常に新しいことにチャレンジしたい」20.9%という理由が上位にランクインしています。ゆとり教育で育った彼らは保守的な一面はあるものの、選択肢が幅広くなった社会の中で会社以外にも活躍の場を求めていることが伺えます。会社員として企業で働き続けることが当たり前だった価値観から、自分のスキルを会社以外でも活かす価値観への変化が伺えます。

 

■10年後の日本に求めること「残業しない風土作り」に多くの声
次に、「10年後の日本はどのような働き方を実施すべきと考えますか?」と質問したところ、1位は「残業しない風土作り」48.2%と、約半数近くの声が集まりました。フリー回答欄では、ゆとり世代と呼ばれる彼らが日本の働き方に関して持つ問題意識や、「プライベート重視」を希望している理由を深く知ることができました。

・「残業が当たり前という考えはよくないと思う」(男性)
・「残業することが美徳のような考え方は改めるべき。むしろ恥ずかしいことと認識するべきだと思う」(女性)
・「残業を苦に自殺する人を減らすため」(女性)
・「過労死や自殺などが社会問題になっており、仕事やプライベートにゆとりを持った生活が望ましいため」(女性)
・「日本は他国に比べて働きすぎだから」(女性)

多くのフリー回答にて、自分の時間を大切にしたい。という考えよりも、「時間を守ること」「自殺やストレスの軽減」「世界との差」に関する問題意識が多くみられました。

また2位は「仕事と家庭を両立しやすい環境」37.4%、3位は「女性のライフイベントに合った働き方の促進」28.1%がランクインし、こちらでも現在の日本の問題点を強く意識していることが伺えます。

・「プライベートの充実は、少子化問題をどうにかするために必要」(女性)
・「少子化を食い止めるには、子供を育てやすい環境をつくることが大切だと思うから」(女性)
・「一億総活躍社会を、実現すべきだから」(女性)
・「男女の格差を無くしてほしい」(女性)

多くの新社会人が少子高齢化や共働きの問題を意識し、これからの日本社会にあった働き方をすべきという考えを持っていることがわかります。

 

■新社会人の3割、ネットを使った収益をあげる働き方「フリーキャリア」の経験あり
最後に、「ネットを使って収益を得ようとしたことはありますか?」と質問したところ、30%が「YES」と回答しました。1993年~1994年に生まれた彼らは、幼少期からインターネットが身近にあり、中高生の頃から携帯電話を持っていた世代です。そのことから、インターネットとの距離が近く、学生の頃からネットを使った収益をあげる働き方「フリーキャリア」に取り組んでいることが分かります。

「YES」と回答した3割の人に、利用したことがあるものを聞いてみたところ、1位は「ブログ運営による広告収入」27%が最も多く、次に「ネットショップ運営」16%、「ホームページ運営による広告収入」と「ハンドメイド販売」が同率の13%でした。アフィリエイトやアドセンス、ドロップシッピングサービスなどが上位にランクインしていることから、事前準備が少なく気軽に始められるサービスが人気であることがわかります。また、作業に対して一定の報酬を得る“タスク型”よりも、自身でつくったモノの出来高によって報酬が変わる“パフォーマンス型”を好み「個」を活かす傾向が伺えます。

先ほどの設問で「YES」と回答した人たちに「ネットを使って収益を得ようとしたきっかけは何ですか?」と質問したところ、1位は「貯金をするため」が最も多く51.2%、2位は「家計の足しにするため」が39.0%と、堅実な金銭感覚が伺えます。一方で、3位には「楽しそう」「時間があったから」が同率24.4%でランクインし、趣味感覚で始めている人も見受けられました。

 

■まとめ
ゆとり教育で育ち、選択肢の幅が広い世の中で育った今年の新社会人を総合的に見ると“時間への意識が高い”ことが伺えます。時間の使い方を工夫することで、保守的な一面と挑戦する一面を両立させ、時間を守ることで「個」を活かして堅実に将来を描いています。その中でインターネットを使って収益をあげるフリーキャリアを選択する人もいることがわかります。時間への意識が高い彼らが社会人となることで、日本の働き方も変わっていくのかもしれません。

今後もフリーキャリア総研では、インターネットを使って収益をあげる働き方“フリーキャリア”に関する調査を引き続き発信していまいります。

フリーキャリア総研は、組織への所属にかかわらずインターネットを使って個人で収益をあげる働き方「フリーキャリア」の実態を探る調査機関です。インターネットを使うことで様々な場所で仕事ができ、組織にとらわれず個人で自由にキャリア形成できる「フリーキャリア」を選択する人々を応援します。

 

【当プレスリリースに関するお問い合わせ先】
E-Mail:pr@moshimo.com TEL:03-6911-4142 広報担当:小野

 

◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(株式会社もしも http://www.moshimo.co.jp/ / 3月16日発表・同社プレスリリースより転載)

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