企業選びにおける「企業の経営安定性」の重要性は平均7.03点(最重要視10点とした場合)~2017年卒学生『就職活動に関する調査』:ジョブウェブ
人材採用コンサルティング会社、株式会社ジョブウェブは、2016年1月27日~1月31日に、2017年度卒業予定の学生を対象に就職活動に関する調査を行い「企業選びで“企業の経営が安定していること”の重要性」について尋ね、67名の回答を得ました。
以下、結果をご報告します。
■企業選びにおける「企業の経営が安定していること」の重要性は?
【質問】 企業を選ぶ際に「企業の経営が安定していること」をどの程度重視されているでしょうか? 最重要視している場合を10点とし、まったく重視していない場合を1点とした際に、何点となるか?最も当てはまる点数を選択ください。
【回答】 平均:7.03点
■「企業の経営が安定していること」を重視する理由は? 【回答 一部抜粋 ()内は選択した点数】
・失われた20年に育つ人間の性として安定を求めるから。(10点)
・企業の経営が安定していることは、その企業が継続して社会に付加価値を提供できるということであり、働く上で自分が社会に貢献していくために重要なものであるから。(10点)
・なるべく転職したくないと考えているので、失業のリスクを避ける意味でも優先度は高いです。ただし、企業選びは仕事の内容が自分が興味を持てるものかを一番に考えたいと思っています。(8点)
・会社の経営が安定していることは会社の社員や役員が有能である一つの証拠である気がするし、金銭面で苦労していないことを安定と呼ぶならば、そういう状態でなければ新人がチャレンジする機会は減るだろうし、新人教育も手が回らなそうなイメージがあるから。(7点)
・自分の性格的には経営が安定しているフェーズの会社で一番力を発揮できるのではないかと考えている。しかし、優先度としては社風などの方が高い(5点)
・今安定かどうかよりも、5年後10年後も伸び続けそうな企業かどうか、の方が気になる。不安定なら不安定で他でできない経験、見れない景色を得られそう。(3点)
・経営が安定していることよりも自分自身が安定する(=次の仕事に繋がるような力を付ける)ような努力をすることの方が大切だと思っています。よって、企業の経営が安定しているかは気にしません。 ただ、入社してすぐに倒産されては、力を付けることが出来ないので、短期的に安定して欲しいと思い3点をつけました。(3点)
■「この企業は経営が安定している」と判断するポイントは? 【回答 一部抜粋】
・業績が安定しているか、あまりにも急すぎる成長をしていないか。
・ビジョンが明確に打ち出されていることとそれを社員が共有していること。高い成長率をもって常に成長することを社員が共有していること。世界の潮流に乗って経営をしていること。
・売上または利益の推移、 業界全体の動向。
・挑戦する姿勢を評価する制度があるかないか。
・収益、売上を直近5年程度のスパンで伸ばし続けているか。時代に適応した事業展開をできていそうか。
・現事業に満足することなく、常に新しいニーズを模索し、新事業を展開していこうという意思が感じられるかどうかが、今後企業として安定していくうえで大切になってくると考えています。
・積極的に投資をしていること。時代の流れをきちんと汲んでいること。世界で戦うことを念頭に置き戦略を立てていること。
◆詳細WEBページ
アンケート調査詳細、及びその他の学生コメントはこちらのページに掲載しています。
◆就職活動アンケート調査とは
学生にとっての【企業選びのポイント】は、裏返すと、企業にとっての【訴求ポイント】です。学生に対して、自社への興味関心を高めるための訴求ポイントは何なのか? このことを考察していく上で、本アンケート調査結果を役立てることができます。
会社説明会のコンテンツ企画に困っている。就活サイト上での集客効果を高めたい。人材紹介会社からの推薦数を増やしたい。選考辞退率を改善させたい。内定段階の学生の志望度が高まるような情報の伝え方を考えたい。
こういった問題意識をお持ちであれば、「学生に対して、自社への興味関心を高めるための訴求ポイントは何なのか?」と考察することこそが、真っ先に取り組むべき課題であるとジョブウェブは考えます。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社ジョブウェブ http://company.jobweb.jp/ / 3月10日発表・同社プレスリリースより転載)