育休中・育休後の女性、2人に1人は「子どもがいてもキャリアアップしていきたい」~『ワーキングマザーの仕事と育児の両立に関する意識調査』:ワコール
株式会社ワコールは、企業の女性活用推進策や育児社員のキャリアや働き方に関する制度のあり方が社会問題として問われる中、ワーキングマザーの仕事と育児に対する意識や考え方の実態を探ることを目的に、首都圏に住む20代~40代の、過去2年以内に育児休暇から職場に復帰した女性および、今後6ヶ月以内に職場復帰する予定の女性、計169名を対象に「ワーキングマザーの仕事と育児の両立に関する意識調査」を実施しました。
調査の結果から、子どもがいてもキャリアアップを目指したいというキャリアへの意識が高い人や、産休・育休明けでも以前と同等の仕事ができていると思う人の割合が多く、職場復帰前にみずからが思い描いていた以上にパフォーマンスを発揮している、今どきのワーキングマザーの実態が明らかになりました。
また仕事と育児を両立するために、“仕事モード”と“育児モード”を切り替えている様子や、育休明けには「母親」から「働く女性」への切り替えのために、さまざまなスイッチングアイテムを活用していたことがわかりました。
<調査概要>
・地域:1都3県
・対象:20代~40代の育児休暇を取得した女性 計169名
(1)現在育休中で“今日(調査回答日)”を基準に6か月以内に復職予定の人 69名
(2)現在復職後で“今日(調査回答日)”を基準に過去2年以内に育休から復職をした人 100名
・調査時期:2016年1月
・インターネットによる調査(ワコール調べ)
<主なトピックス>
「ママになっても、仕事へのモチベーションもパフォーマンスも変わらない!」
■2人に1人は「子どもがいてもキャリアアップしていきたい」
→ 約9割が「子どもがいてもキャリアアップしていきたい」という女性に「賛同できる」と回答しました。さらに「賛同できて私もキャリアアップしていきたい」(53.8%)と、実に、2人に1人のワーキングマザーが、自身のキャリアアップに意欲的です。
■産んだ後でも自分が思っていたより働けていると実感。復帰後、以前と同等の仕事が「できている」63.0%
→ 職場復帰前には、復帰後「以前と同等の仕事が、できると思う」人が4割に満たない結果であるのに対して、実際に復帰した後は、「以前と同等の仕事が、できていると思う」と回答した人が6割以上となりました。心配していたよりも、実際は変わらぬパフォーマンスで働けていると感じているようです。
「育児モードと仕事モードの切り替え」
■「ゆるゆる」育児モードから「テキパキ」仕事モードへ!
→ 育児モードの自身を表すワード1位「ゆるゆる」(30.0%)、2位「バタバタ」(19.0%)。
仕事モードの自身を表すワード1位「テキパキ」(41.0%)、2位「しゃんと」(25.0%)。
仕事モードになると、テキパキと仕事をこなしているワーキングマザーの様子が見えます。
■仕事モードへ切り替えるスイッチングアイテムは「ヒールのある靴」「ジャケット」「補整下着」
→ ヒールのある靴、ジャケットなど、育児中には着用しなかったものがモード切り替えの合図に。ブラジャーやガードルなどの下着は、ボディラインだけでなく気持ちも引きしめる効果が!
「仕事と育児の両立に必要なもの」
■両立のために必要なのは「家族の支え」
→ 仕事と育児の両立のために必要だと思うものは「家族の支え」。その回答割合は、復帰前63.8%、復帰後73.0%と増加しており、働き始めると、さらに「家族の支え」の重要性を実感するようです。
■あったらいいなと思う育児に関するサポート・制度
→ 制度があるだけでなく、制度を利用しやすい仕組み・環境整備も重要。
「妊娠・出産後の体型変化」
■このカラダじゃ戻れない!!妊娠・出産後の体型補整も、職場復帰の準備のうち!
→ 妊娠・出産後に体型変化があった人が6割以上。約9割が現在の体型に「自信がない」と回答。
職場復帰の際、体型の不安解消のためにしたこと 1位「ストレッチ」2位「補整下着をつける」。
※詳しい内容はこちら(PDF)をご確認ください。
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(株式会社ワコール http://www.wacoal.jp/ / 3月2日発表・同社プレスリリースより転載)