中国における日系企業の求人動向、1月の求人数は前年同月比19%減。2016年も日系企業の慎重な採用姿勢が続く~『中国における日系企業の求人動向レポート2016年1月分』:リクルートホールディングス
株式会社リクルートホールディングス(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 兼 CEO:峰岸真澄)の100%子会社であり、中華人民共和国(以下、中国)で人材紹介事業を展開する現地法人 RGF HR Agent 中国(中国語法人名:上海艾杰飛人力資源有限公司 本社:中国上海 総経理:中下 真)は、このたび、同社が取り扱う中国大陸の求人情報に基づき、日系企業を中心とする1月の求人動向をまとめました。
※RGF HR Agent Groupは中国をはじめとした11の国と地域、26の都市に展開し、日系企業・現地企業・多国籍企業に対する人材紹介事業を展開しています。
■中国大陸における日系企業の求人動向
RGF HR Agent 中国 総経理 中下 真のコメント
1月の求人数は前年同月比19%減。2016年も日系企業の慎重な採用姿勢が続く
当社が取り扱う1月の求人数は、前年同月比19%減の690件。求人数の増減に大きく影響する春節休暇の日程が毎年変動するため、この時期の求人動向は1月と2月の合計値で分析する必要があるが、足もとの状況をみる限りでは、2016年に入っても、日系企業の採用抑制傾向が続いている。
前年同月比で求人の減少数が大きかった業界は、「製造」、「サービス」、「商社/貿易」。いずれも、中国経済の先行き不透明感を背景に、投資に対する慎重な姿勢が表れているようだ。
「製造」では、主に機械メーカーや電子部品メーカーの営業職が、「商社/貿易」では、セールスエンジニアの求人が減少した。また、広告業界各社において、営業職の増員に慎重になっており、「サービス」の減少数が大きかった。
なお、「製造」は一律で人材採用を抑制しているわけではなく、事業分野や職種ごとに動向が異なる。営業職の求人が減少した一方、エンジニアの求人は前年同月比で増加した。
中国における日系企業の求人動向レポート 2016年1月分(753 KB)
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(株式会社リクルートホールディングス http://www.recruit.jp/ /2月26日発表・同社プレスリリースより転載)