メンタルヘルス対策事業をアチーブメントが開始
カウンセリングで社員の「心の病い」を解決
アチーブメント(東京都品川区、青木仁志・代表取締役)は、2006年7月1日よりEAP(従業員メンタルヘルス対策サービス)を開始いたします。本サービスは既存の能力開発研修では未着手であった従業員の個人的な「心の病い」をカウンセリングで解決するというものです。
精神的な不安定要素は、従業員の成長の障害となっていました。これらを事前に予防するサービスを取り入れることで、既存研修の効果性を高め、従業員の生産性向上と企業の成長につなげていきたいという狙いがあります。
※EAP… Employee Assistance Program の略 従業員支援サービスという。
【 メンタルヘルス対策サービス開始の背景 】
昨今では、労働環境の急激な変化により、ストレスマネジメントの必要性が増しており、厚生労働省も職場の労働環境に関しての取り組みが急務だとしています。(「厚生労働省患者調査14年」よりうつ病を含む気分障害の総患者数71万人、年間自殺者数3万2552人)
実際に、経営者や人事担当者の中でもメンタルヘルスの必要性とその認識が高まりつつあります。人材教育を行うアチーブメント社としても、こうした声に応え、メンタルヘルス対策を取り組み、予防的側面を加えながら、教育の拡充を図っていきます。既存のマネジメント研修などと連動性をもちながら、顧客の生産性の向上につなげていきたいという意図があります。
【 サービス概要 】
日本で初めてリアリティーセラピーというカウンセリング手法をつかったEAPサービスです。年会費は100人の企業で40万円程度。 事業規模によって、年会費は異なります。
【 メンタルケアサービス 】
・ 来談でカウンセラーとの対面によるカウンセリング
・ アセスメントによる診断
・ メンタルケア・ストレスマネジメント研修
企業の要望に応えカスタマイズしていきます。
【 対象者 】 契約した企業の従業員とその家族
根本的な解決と、よりよい精神衛生を保つには、家族のカウンセリングを要する場合があるためです。
【 今後の展開 】
本サービスと既存の教育事業を連動させた企画提案を行い、メンタルヘルス(予防)と能力開発の両極面からのサービスを展開いたします。既存顧客である中小・ベンチャー企業への提案から始まり、新規の営業活動をおこなっていきます。初年度の売上は5000万を視野に入れています。今後は、他業種とのタイアップした営業活動や普及活動を行っていく予定です。
(アチーブメント http://www.achievement.co.jp/同社プレスリリースより抜粋・6月29日)