平成27年現金給与総額の前年比は0.1%増、所定外労働時間は1.0%減、常用雇用は2.1%増~『毎月勤労統計調査 平成27年分結果確報』(厚生労働省)
毎月勤労統計調査平成27年分結果確報を、今般とりまとめましたので公表します。
【調査結果のポイント】
1.賃金(一人平均)
(1)現金給与総額の前年比は、0.1%増となった。
うち一般労働者は0.4%増、パートタイム労働者は0.5%増となった。
(2)所定内給与の前年比は、0.3%増となった。
うち一般労働者は0.5%増、パートタイム労働者は0.5%増となった。
(3)所定外給与の前年比は、0.4%増となった。
うち一般労働者は0.9%増1.0%増、パートタイム労働者は1.1%増1.2%増となった。
(4)所定内給与と所定外給与を合わせたきまって支給する給与(定期給与)の前年比は、0.2%増となった。
うち一般労働者は0.6%増0.5%増、パートタイム労働者は0.5%増となった。
(5)特別に支払われた給与の前年比は、0.8%減となった。
(6)実質賃金指数(現金給与総額)の前年比は、0.9%減となった。
(消費者物価指数(持家の帰属家賃を除く総合)は、前年比1.0%上昇)
2.労働時間(一人平均)
(1)総実労働時間の前年比は、0.3%減となった。
(2)所定内労働時間の前年比は、0.3%減となった。出勤日数の前年差は、0.1日減となった。
(3)所定外労働時間の前年比は、1.0%減となった。
(4)製造業の所定外労働時間の前年比は、0.4%増となった。
(5)年間総実労働時間(年平均の月間総実労働時間を12倍して年換算したもの)は、1,734時間となった。
3.雇用
(1)常用雇用の前年比は、2.1%増となった。
(2)就業形態別に前年比をみると、一般労働者が1.2%増1.1%増、パートタイム労働者が4.2%増4.3%増となった。
(注)見え消しは速報値からの改訂を表す。
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(厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp// 2月23日発表・報道発表より転載)