2015年の完全失業者は前年に比べ14万人減少の222万人。失業期間1年以上は2002年以降過去最少~『労働力調査(詳細集計)平成27年(2015年)10~12月期平均及び平成27年(2015年)平均(速報)』(総務省)
総務省は、労働力調査(詳細集計)平成27年(2015年)10~12月期平均及び平成27年(2015年)平均の結果を公表しました。
●労働力調査(詳細集計) 平成27年(2015年)10~12月期平均(速報)結果
<結果の要約>
【雇用形態別雇用者及び現職の雇用形態についた理由】
- 役員を除く雇用者5322万人のうち、正規の職員・従業員は、前年同期に比べ26万人増加し、3307万人。非正規の職員・従業員は12万人増加し、2015万人
非正規の職員・従業員について、男女別に現職の雇用形態についた主な理由で最も多いものをみると、男性では「正規の職員・従業員の仕事がないから」が前年同期に比べ9万人減少、女性では「自分の都合のよい時間に働きたいから」が4万人増加
【完全失業者】
- 完全失業者207万人(前年同期に比べ13万人減少)のうち、失業期間が「1年以上」の者は前年同期に比べ14万人減少し、72万人と,2011年4~6月期以降、19期連続の減少
【非労働力人口】
- 非労働力人口4463万人(前年同期に比べ15万人減少)のうち、就業希望者は前年同期に比べ14万人減少し、403万人。就業非希望者は6万人減少し、3954万人。なお、就業非希望者のうち「65歳以上」は36万人増加
労働力調査(詳細集計)平成27年(2015年)10~12月期平均(速報)
●労働力調査(詳細集計) 平成27年(2015年)平均(速報)結果
<結果のポイント>
- 2015年平均の役員を除く雇用者5284万人のうち、正規の職員・従業員は、前年に比べ26万人増加し、3304万人。非正規の職員・従業員は18万人増加し、1980万人
- 非正規の職員・従業員について、男女別に現職の雇用形態についた主な理由で最も多いものをみると、男性では「正規の職員・従業員の仕事がないから」が前年に比べ3万人減少、女性では「自分の都合のよい時間に働きたいから」が22万人増加
- 2015年平均の完全失業者222万人(前年に比べ14万人減少)のうち、失業期間が「1年以上」の者は前年に比べ12万人減少し、77万人と、比較可能な2002年以降で過去最少
- 2015年平均の非労働力人口4467万人(前年に比べ16万人減少)のうち、就業希望者は前年に比べ7万人減少し、412万人。就業非希望者は10万人減少し、3955万人。なお、就業非希望者のうち「65歳以上」は40万人増加
<連絡先>
総務省統計局統計調査部労働力人口統計室
審査発表第一係・就業動向指標第一係
担当:課長補佐 長尾
就業動向指標第一係長 野村
電話:03-5273-1162
FAX:03-5273-1184
E-mail:l-shinsa1@soumu.go.jp
◆ 発表資料の詳細はこちらをご覧ください。
(総務省 http://www.soumu.go.jp/ / 2月16日発表・報道発表より転載)