リクルート、『中国における日系企業の求人動向レポート2015年11月分』
~求人数は5カ月連続で前年同月比マイナス。日系企業の採用意欲は回復を見せず~
株式会社リクルートホールディングス(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 兼 CEO:峰岸真澄)の100%子会社であり、中華人民共和国(以下、中国)で人材紹介事業を展開する現地法人 RGF HR Agent 中国(中国語法人名:上海艾杰飛人力資源有限公司 本社:中国上海 総経理:中下 真)は、このたび、同社が取り扱う中国大陸の求人情報に基づき、日系企業を中心とする11月の求人動向をまとめました。
※RGF HR Agent Groupは中国をはじめとした11の国と地域、28の都市に展開し、日系企業・現地企業・多国籍企業に対する人材紹介事業を展開しています。
<RGF HR Agent 中国 総経理 中下 真のコメント>
求人数は5カ月連続で前年同月比マイナス。日系企業の採用意欲は回復を見せず。
当社が取り扱う11月の求人数は642件で、前年同月比-15%(111件の減少)。前年同月比減は5カ月連続となった。求人数は10月を上回った ものの、依然、日系企業の人員採用意欲は顕著な回復を見せていない。12月の求人数もほぼ横ばいで推移する見込みだ。なお、5カ月連続の前年同月割れは、 反日デモによる対中直接投資の減少や日系自動車メーカーの新車販売不振の影響が残っていた2013年5月~9月以来。
求人数の減少が大きかった業界は次のとおり。
商社/貿易では、営業・技術営業職などで求人数が減っている。これは、日系新車販売台数の回復を背景に、次期の事業拡大を見据えて求人数が急増した 前年同月の反動といえそうだ。サービスでは、特にコンサルティング関連会社で、中国新規進出企業数の停滞などを背景に求人数が伸び悩んだ。また、IT/通 信では、SE、プロジェクトマネージャー、WEB系エンジニア、ネットワークエンジニアなど、幅広い職種で募集減となった。IT人材の獲得難で、継続募集 や通年募集を行う企業が多いため、新規求人が減少したことも、最近の求人数低迷の一因と見られる。
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中国における日系企業の求人動向レポート 2015年11月分(788 KB)
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(株式会社リクルートホールディングス http://www.recruit.jp/ /12月25日発表・同社プレスリリースより転載)