みずほ情報総研、地方銀行向けに
IT人材診断サービスを提供開始
みずほ情報総研(東京都千代田区、小原之夫・社長)は、地方銀行の情報システム開発部門やシステム関連会社を対象とした「地方銀行向けIT人材診断サービス」の提供を開始し、ファーストユーザとして、ちば興銀コンピュータソフト(千葉県千葉市、石田康明・社長)にて診断サービスを実施しました。
近年、地方銀行においては基幹システムの共同センター化が進みつつあります。共同センター化は、システムコストの削減を図れるというメリットもありますが、一方、アウトソーシングによるシステム関連業務の減少で、自行システム部門の業務水準維持・向上が今後の経営課題として認識されています。千葉興業銀行の情報システム関連会社である、ちば興銀コンピュータソフトにおいても、共同センター化に参画するなかで、千葉興業銀行へのサポートや将来における外部金融機関等に対する販路拡大に向けて、システムおよび業務ノウハウの向上を検討していました。
今般、みずほ情報総研が提供を開始した地方銀行向けIT人材診断サービスは、経済産業省のITスキル標準(ITSS)に基づく「ITスキル診断」と、独自開発の「銀行業務スキル診断」から構成されています。このたび開発した「銀行業務スキル診断」は、銀行商品や業務に関する知識度と銀行システムに関する経験・知識度を5段階評価によって測定するものであり、みずほ情報総研がもつ銀行業務・銀行システムの知識に、ちば興銀コンピュータソフトの経営陣やベテランスタッフの考えを加味して開発しました。
みずほ情報総研は今後、システム開発・運用スキルの戦略的転換を目指す地方銀行およびそのシステム関連会社を対象に、当診断サービスおよび診断結果に基づく人材育成コンサルティングサービスの提供を目指してまいります。
■ 地方銀行向けIT人材診断サービスの詳細は、こちらをご覧下さい。
http://www.mizuho-ir.co.jp/it/itskill/index.html
(みずほ情報総研 http://www.mizuho-ir.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・6月15日)