ヒューマンテクノロジーズ、GPSと顔認証を使用した
勤怠管理システム『King of Time モビレコーダー』を発表
指紋認証システムのトータルソリューションベンダーヒューマンテクノロジーズ(神奈川県川崎市、藤村高寛・代表取締役社長)は、GPSによる位置情報と、顔認証を組み合わせた、モバイル勤怠管理システム『King of Time モビレコーダー』を、2006年6月15日より発売することを発表しました。
■ 製品の概要
『King of Timeモビレコーダー』は、GPSおよび顔認証を組み合わせた打刻システムと、インターネットを使用した勤怠管理ASPシステムです。生体認証によって不正な打刻を防止し、不要な人件費を抑えるほか、勤務時間の自動集計、計算機能により、集計にかかる人件費を削減できます。
『King of Time モビレコーダー』は、au携帯電話上にBREWアプリケーションとして構築されており、GPSによって位置情報を取得し、打刻ができます。GPS情報は自動的に地名に変換され、どこで打刻をしたのか、管理者が一目で確認することができます。
また、グローバル・セキュリティ・デザイン(東京都台東区、茶畑真博・代表取締役社長 以下、GSD http://www.gsd-inc.com )の顔認証技術を活用し、携帯電話に搭載されているカメラで顔写真を撮影することにより、不正を完全に防止することができます(※GPS情報、顔情報はいずれもオプションで、有効無効を切り替えることができます)。
ヒューマンテクノロジーズ 代表取締役社長 藤村 高寛は、以下のように述べています。「正しい労務管理を行うことは、コンプライアンスの観点からも極めて重要なこととなりつつあります。出張、直行直帰を含めた勤務状況の実態を正しく把握し、申告ベースではなくシステムで勤怠管理を行うことは、業務上のモラル改善にも繋がるほか、サービス残業の防止にもつながります。」
■ 製品の特長
1. 不正防止
位置情報+顔認証により、誰がどこにいるのか、確実に把握することができます。
2. 通信ができない場合にも対応
電波状況により打刻ができないときは、携帯電話のローカル記憶領域に打刻データを保持し、後から送信することが可能です。
3. 顔認証の精度向上
BREWアプリ内で瞳検出を行うことにより、顔認証に適さない画像の撮影を防止します。
詳しくは、同社ホームページまで。
(ヒューマンテクノロジーズ http://www.h-t.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・6月7日)