学情、『就職・転職活動に関するアンケート(2015年9月)』調査レポート
~「サビ残」は論外!?20代が考えるブラック企業の3大条件とは?~
20代のための就職情報サイト【Re就活】
株式会社学情(東証1部コード2301)では、2015年9月1日~15日の期間で、20代を対象にした就職情報サイト「Re就活」会員を対象に、就職・転職活動に関するWebアンケートを実施しました。
<20代のための就職情報サイト【Re就活】
「就職・転職活動に関するアンケート(2015年6月)」調査レポート>
・残業代が出ない上、離職率の高い企業はブラック認定
・転職理由のトップは、やりたい仕事に挑戦する「リベンジ転職」
・契約社員より正社員を目指す動きがより明確に
残業代が出ない上、離職率の高い企業はブラック認定
20代の転職希望者に「ブラック企業だと思う条件」について聞いたところ、6割以上が「残業代がでない」と回答。次いで「離職率が高い(46.2%)」「セクハラ・パワハラがある(35.1%)」という順に多い結果となりました。
一方、「ブラック企業に近いが、妥協できると思う条件」の1位は「残業が多い(45.3%)」。残業自体を問題視するのではなく、残業代が支払われない「サービス残業」が問題だと考える20代が大半で、企業はより一層公正かつ透明な労働条件を提示することが重要になるといえます。
転職理由のトップは、やりたい仕事に挑戦する 「リベンジ転職」
転職する理由を聞いたところ、第二新卒の転職理由は「やりたい仕事に挑戦したい(37.8%)」が最も多く、前年より2.4pt増加。
好景気の影響から「会社の将来性に不安(9.8%)」は前年より-7.3ptと大きく減少し、自分の力を試す「リベンジ転職」の意識が高まっていることが伺えます。また、「人間関係が合わない(26.2%)」と回答した20代は前年より5.3pt増加し、若手社員が人間関係を重視する傾向が加速しています。
いじめやセクハラ・パワハラは言語道断ですが、若手人材の獲得を考える企業は、職場での信頼関係の構築をこれまで以上に重要視する必要があります。
契約社員より正社員を目指す動きがより明確に
「契約社員としての勤務」は「勤務したくない(36.9%)」が前年より+10.3ptと大幅に増加し、「進んでは選択しないが、内容や条件が良ければいい(16.0%)」が16.3pt減少しました。
契約社員としての勤務を拒否する傾向が強まり、正社員志向がより強くなっている状況となっています。
【調査概要】
調査内容:就職・転職活動に関するアンケート
調査期間:2015年9月1日~9月16日
昨年調査:2014年9月18日~9月30日
調査対象20代を対象にした就職情報サイト「Re就活」登録会員
有効回答数:400件 調査方法:Webアンケート調査
【調査データ】
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社学情 http://company.gakujo.ne.jp/ /11月10日発表・同社プレスリリースより転載)