イオン、イオン×三重県知事「イクボス推進トーク」を開催
~グループを挙げて多様な人材が活躍できる企業づくりに取り組みます~
イオンは11月13日(金)、イオンシネマ鈴鹿に三重県 鈴木英敬知事をお招きし、育児と仕事の両立についてグループの役員と意見を交わす「イクボス(※1)推進トーク」を開催、管理職の意識向上を図ります。
イオンはダイバーシティ経営の実現を目的として、管理職一人ひとりにダイバーシティ経営の必要性の理解と参画意識の向上を促進すべく、本年6月より全国の「イオンシネマ」をインターネット回線で接続しグループの管理職約1,000名が参加するダイバーシティ研修“ダイ満足”カレッジ「マネジメントコース」をスタートしました。「違いを活かす」「介護と仕事の両立」など、ダイバーシティ経営を進める上で重要となる年間テーマを4つ設定し、同分野に造詣の深い有識者によるご講演とテーマに沿った映画鑑賞、受講者同士のディスカッション等を行っています。第4テーマとなる今回は、「『育児』と『働く』を両立できる企業へ」をテーマに、地方自治体からの初のゲストとして三重県の鈴木知事をお招きしご講演いただくとともに、グループ企業の経営幹部との意見交換「イクボス推進トーク」を開催します。
三重県は、男性の育児参画推進を目的とする「みえの育児男子プロジェクト」を推進しています。鈴木知事ご自身も、任期中に育児休暇を取得された、全国で2人目となる都道府県知事です。本年3月には県職員や県民の仕事と家庭の両立を知事自らが応援することを約束し「イクボス」宣言をされるなど、三重県が子育てをするすべての家族にとって優しい地域になるよう、積極的に取り組まれています。
イオンは、「イクボス」の育成を通じワークライフバランスのとれた働き方を実現することがダイバーシティ経営の推進に必要であると考え、現在までにグループ企業5社が「イクボス企業同盟(※2)」に加盟しています。この度の鈴木知事のご講演と「イクボス推進トーク」は、こうしたイオンの取り組みに対しご賛同をいただき実現しました。
イオンはこれからも、絶えず革新し続ける企業集団として、グループを挙げて多様な価値観を活かすダイバーシティ経営を推進します。
日時:2015年11月13日(金)14:30~18:30
(「イクボス推進トーク」は18:00~18:30)
場 所:イオンシネマ鈴鹿(三重県鈴鹿市庄野羽山4-1-2)
出席者:三重県知事 鈴木英敬様
イオンリテール株式会社 取締役副社長 久木 邦彦
株式会社ダイエー 執行役員 業態開発部 部長 伊藤 秀樹
(厚生労働省委託事業イクメンプロジェクト「イクボスアワード2015」特別奨励賞受賞)
イオン株式会社 人事総務責任者 髙橋 丈晴
受講者:イオングループ企業の管理職
(※1)「イクボス」について
「イクボス」は特定非営利活動法人ファザーリング・ジャパンが提唱・推進している人物像のことで、職場で共に働く部下・スタッフのワークライフバランス(仕事と生活の両立)を考え、その人のキャリアと人生を応援しながら組織の業績も結果を出しつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司(男女の経営者や管理職)を指します。
(※2)「イクボス企業同盟」について
女性活躍推進やイクメンなど社員が多様化する時代において、「イクボス」の必要性を認識し、積極的に自社の管理職の意識改革を行って、新しい時代の理想の上司(イクボス)を育てていこうとする企業のネットワークです。現在、グループ企業5社が加盟しています。
(特定非営利活動法人ファザーリング・ジャパン ホームページ)
ダイバーシティ研修“ダイ満足”カレッジ「マネジメントコース」について
イオンは、管理職一人ひとりにダイバーシティ経営の必要性の理解と参画意識の向上を促すことをねらいとして、本年、全国の「イオンシネマ」約30会場をインターネット回線で接続し、約1,000名の管理職が参加するダイバーシティ研修を実施しています。同研修は、一人でも多くの管理職がダイバーシティ経営の必要性を理解し、実現に向けた各自の課題を考えることで、各社の取り組みを加速させることを目的としています。イオンエンターテイメント(株)が運営する全国の「イオンシネマ」約30会場をインターネット回線で接続し、様々な企業で働く従業員が同じカリキュラムを受講したうえで互いの意見を共有することにより、異なる考え方を尊重し合い、新たな気づきを生み出していくことを目指しています。
◆開催日/テーマ 第1テーマ) 6月 「社会環境の変化とイオンの変革」
第2テーマ) 7月 「違いを知り、違いを活かす」
第3テーマ) 9月 「『介護』と『働く』を両立できる企業へ」
第4テーマ)11月 「『育児』と『働く』を両立できる企業へ」
※1テーマあたり、日を分けて3回開催。このたびの第4テーマは11月13日(金)、11月25日(水)、12月2日(水)に実施予定。11月25日(水)以降の回は、初回の録画映像を視聴します。
◆カリキュラム (テーマにより異なります)
・グループ企業経営トップからのメッセージ
・有識者によるご講演
・有識者とイオングループ役員との意見交換
・テーマに沿った映画鑑賞
・ご講演と映画鑑賞を受けてのディスカッション 等
◆受講対象者 イオングループ企業の管理職
◆会場 全国の「イオンシネマ」をインターネット回線で接続し実施
<ご参考>
イオンのダイバーシティについて
イオンは、人権を尊重し、国籍・人種・性別・学歴・宗教・心身に障がいのあることなどを理由とした差別を一切行わず、多様な人材が活躍できる企業を目指しています。
2013年には、「日本一女性が働きやすく、活躍できる会社 日本一女性が働きたい会社」を目指し、グループの女性管理職比率を2016年までに30%、2020年までに50%にするという目標を掲げました。その目標の実現に向けて、同年、グループCEO直轄組織として「ダイバーシティ推進室」を設置、2014年にはグループ各社においても推進体制を整備し、ダイバーシティ経営を推進しています。
イオンのダイバーシティについての評価
◆『2015 J-Winダイバーシティ・アワード』において「ベーシックアチーブメント大賞」受賞
2015年3月、特定非営利活動法人ジャパン・ウィメンズ・イノベイティブ・ネットワーク(略称:NPO法人 J-Win)が主催する『2015 J-Winダイバーシティ・アワード』において、小売業で初となる「ベーシックアチーブメント大賞」を受賞しました。グループの取り組みである“ダイ満足アワード”や“ダイ満足サミット”、“ダイ満足カレッジ”などの活動を進めたことが評価されました。
◆「平成26年度 ダイバーシティ経営企業100選」に選定
2015年3月、経営産業省が推進する「平成26年度 ダイバーシティ経営企業100選」に選定されました。「2020年までに女性管理職比率を50%にする」ことを宣言している点や、グループCEO直下にダイバーシティ推進室を設置している点、中国・ASEAN各国のグループ企業において経営者育成教育を充実させ、外国籍従業員定着化につながっている点などが評価されました。
グループ企業の「イクボス」の推進について
◆「イクボス企業同盟」加盟企業(2015年11月9日現在)
2015年 6月 イオン(株)、(株)ダイエー
2015年 9月 (株)山陽マルナカ
2015年10月 イオンアグリ創造(株)、ミニストップ(株) 現在計5社
◆「イクボスアワード2015」受賞者
2015年10月、(株)ダイエーの役員が、厚生労働省委託事業「イクメンプロジェクト」の一環として実施されている「イクボスアワード2015」において特別奨励賞を受賞しました。部下の育児と仕事の両立を支援する管理職=「イクボス」としての取り組みが評価されました。
イオンは、ダイバーシティがうみだす「従業員・家族」「お客さま」「会社」の満足を“ダイ満足”と表し、右のシンボルマークを掲げ、グループを挙げてダイバーシティ経営の実現に向けて取り組んでいます。
◆本リリースについては、こちら(PDF)をご覧ください。
(イオン株式会社 http://www.aeon.info/ /11月9日発表・同社プレスリリースより転載)