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【ヨミ】スネップ

SNEP

「SNEP」(スネップ)とは、Solitary Non-Employed Personsの頭文字を取った造語で、NEET(ニート)研究の第一人者である東京大学社会科学研究所の玄田有史教授が2012年に発表した新概念を表す言葉です。20歳以上59歳以下の在学中を除く未婚無業者のうち、普段ずっと独りでいるか、一緒に過ごす相手が家族以外にはいない人たちのことを指し、日本語では「孤立無業者」と訳されます。SNEPは近年急増し、60歳未満の未婚無業者の約6割を占めるとのデータもあることから、その存在や実態に注目が集まっています。
(2013/12/9掲載)

寂しい無業者が急増!その数、162万人
ネットも使わずニートより孤立無援

未婚、無業で友人もなく、一緒にいる相手は家族だけ――20歳から59歳という現役世代であるにもかかわらず、社会的に孤立してしまった「SNEP」と呼ばれる人々が、日本にはいま160万人以上もいるといいます。SNEPの名付け親は、「ニート」という言葉を日本に定着させた労働経済学者の玄田有史 東京大学教授。同教授はニートにつづく新しい概念として2012年からSNEPを提唱し始め、その実態の把握に努めてきました。

SNEPの具体的な定義は「20歳以上59歳以下の未婚無業者で就学もしておらず、家族以外に社会との接点を持たない人」で、その形態は普段ずっと一人でいる「一人型孤立無業」と、家族と一緒にいる時間がある「家族型孤立無業」とに分類されます。ここでいう「一緒にいる」とは、「普通に会話ができる距離にいる」ことを指し、電話や電子メールをはじめとするインターネットでの交流などは含まれません。

同じ無業者をとりあげながらニートとどこが違うかというと、対象となる年齢がニートは15~34歳の若年層であるのに対し、SNEPは成人後から年金受給開始直前の世代まで広がります。またニートが無業者を求職活動の有無によって分類したものであるのに対し、SNEPの概念では“他者や社会とのかかわり”が焦点に。無業者の中でも極端に人付き合いの少ない大人――寂しく、孤独なイメージが浮かび上がってきます。

玄田教授が総務省統計局「社会生活基本調査」のデータを使ってSNEPの実態を分析した結果、驚くべきことに、その数は過去10年間で45万人も増え、2011年時点で162万人に達していることが分かりました。これは20~59歳の総人口の2.5%、60歳未満の未婚無業者では約6割を占める数となっています。

男女別でみるとSNEPが多いのは男性で、年齢は30代以上。日本では一般に、女性より男性のほうが「自立すべき」という社会規範に強くしばられているため、それがかえってプレッシャーとなり、社会参加や他者との交流を困難にしているケースが多いといいます。また意外な特徴として、SNEPはニートと比べると、インターネットへの依存度がそれほど高くありません。現実の人付き合いだけでなく、ネット上での交流や情報収集にも消極的であることが分かっています。

玄田教授は「年齢、性別、経済状況に関係なく、いまやどのような人でも無業者になれば孤立しやすくなる」とも述べています(「週刊朝日」2013年11月22日号)。誰もが仕事を失えば孤立する――言いかえればそれは、社会との接点や人と人とのつながりが仕事のみに限定されている閉塞(へいそく)した状況にほかなりません。SNEPという存在は、現在の働く人全体が抱えている問題を象徴しているともいえるでしょう。

企画・編集:『日本の人事部』編集部

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