災害やリスク全般への備えに、人事はどう関わるか? BCP・BCMの実践 大規模な自然災害や感染症のまん延など、事業に重大なダメージを与える危機に対する備えは、企業経営に欠かせないものと言えます。「BCM(事業継続マネジメント)」「BCP(事業継続計画)」といった言葉も広く知られるようになってきました。しかし、平時には必要...
エル・ティー・エス・樺島弘明さん:企業の変革を企画・推進し、定常業務にまで落とし込む 人・事業・組織の成長を支援し、変革を目指す顧客にサービスを提供する、株式会社エル・ティー・エス(以下、LTS)。コンサルティング事業を展開するほか、人材を求めている企業とフリーランスのIT人材をマッチングするプラットフォーム事業も行っています。同社代...
人事が知りたい、従業員と組織を動かす交渉学。慶應義塾大学 田村次朗さん 人事は経営陣に労働組合、従業員、さらには株主など、非常に多くのステークホルダーと関わりを持つ部門です。それだけに苦労するのが交渉の場面。そこで注目したいのが「交渉学」学問です。慶應義塾大学法学部の田村次朗教授に、人事担当者に問われる交渉の姿勢や事前準...
優れた起業家が実践する「エフェクチュエーション」とは ビジネスの現場では、目標を設定し、そこから逆算して必要な手段を取ることが一般的です。しかしなかなか目標が定まらない、市場にどの程度ニーズがあるのかを正確に把握するの困難、というケースもあります。そこで注目したいのが、「エフェクチュエーション」です。
誰が、どのように“仕事”をするのか? 今現実となりつつある”Future of Work”に順応し、好機とするにはどうしたらよいのか。本稿では「誰が、どのように、“仕事”をするのか?」という”仕事”の仕方、捉え方の変革をWork Transformationと呼び、焦点を当てていく。
仲間とともにもやもやから組織を変える リクルートワークス研究所は、働く人が仕事を通じて感じた「もやもや」には創造性の種としての価値があること、もやもやを共有できることが、個人の創造性発揮の原動力の一つとなりうることを示した。職場での創造性発揮に向けて個人にできる方法を提案する。
2023年度3月決算の有価証券報告書にみる「独自性がある開示事例」 令和5年3月31日以後に終了する事業年度に係る有価証券報告書等から、人的資本に関する情報開示が義務となりました。これに伴い、各社の人的資本の開示内容に注目が集まっています。内閣官房が公表している人的資本可視化指針では、具体的開示事項は、「自社固有の戦...
2023年度3月決算企業の人的資本開示に関する実態調査 今後の人的資本に関する開示を検討する上でのベンチマークとなる情報を整理するため、日本を代表する企業が多く選定されている日経平均株価に採用されている企業を対象に、「人的資本の開示媒体」と「有価証券報告書での開示状況」を可能な限り定量的・具体的に調査した...
法政大学 田中研之輔教授が語る「ウェルビーイング経営の射程」 今回のプロティアンゼミでは、プロティアン知見からウェルビーイング経営の現在地や課題、そして、これからのプロティアン×ウェルビーイングの射程について一緒に考えていきましょう。
グローバルモビリティとは――意味と重要視される背景 「グローバルモビリティ(Global Mobility)」とは、人事分野において、異なる国や地域間での従業員の異動や配置を管理するプロセスや戦略のこと。その国におけるローカルルールを熟知しつつ、グローバル感覚も兼ね備えた人材を採用し、人事異動や配置転...
新規事業開発におけるアジャイル型アプローチの活用 アジャイル型新規事業開発アプローチにおいて、単に開発→検証→改善のサイクルを迅速に進めるだけではうまくいかない。本レポートでは、企業を取り巻く環境が大きく早く変化しつつある中、新規事業を推進する手法として「アジャイル型新規事業開発アプローチ」を活用す...
30人の壁、50人の壁、100人の壁とは――意味と乗り越え方を解説 組織が拡大していく過程で、ある程度の従業員規模に到達すると現れる課題があります。それは「30人の壁」「50人の壁」「100人の壁」と呼ばれるもの。事業が軌道に乗り、メンバーが増えていくと、30人・50人・100人に差し掛かったあたりで、組織の成長を妨...
インタンジブルズとは――意味と関心が高まる背景を解説 「インタンジブルズ(Intangibles)」とは、無形の資産や価値のこと。従業員のスキルや才能、知識といった「人的資本(人的資産)」、データベースや情報システム、ITインフラなどの「情報資本(情報資産)」、組織文化やリーダーシップ、チームワークなど...
人的資本経営は何から始めればいいのか?ストレスチェックのデータ活用方法 企業を評価するものさしの一つとして「人的資本」への注目度が高まっています。上場企業に対する、有価証券報告書での人的資本情報の開示義務化もスタート。人的資本経営に向き合うことは企業にとって避けられないテーマといえるでしょう。一方で「何から取り組めばいい...
人的資本の情報開示に取り組む企業は1割以下。業種ごとにデータ化する項目に差|『人事白書2023』調査レポート 『人事白書2023』で人的資本の情報開示に関する取り組み状況を調査したところ、既に取り組んでいる企業は1割以下でした。また、開示するためにデータ化している項目には、業種ごとに傾向が見られました。
SX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)とはーー意味や実現するためのポイントを解説 「サステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)」とは、企業の稼ぐ力と社会のサステナビリティを両立するために、経営の在り方や投資家との対話の在り方を変革することを意味します。 SDGsやESG投資など、投資家によるサステナビリティへの関心が高まる...
シナリオ・プランニングとは――意味と取り組みにおける7ステップを解説 「シナリオ・プランニング」とは、将来起こりうる複数のシナリオを描き、よりよい経営判断を導き出すための手法です。未来に何が起こるかは誰にもわかりません。さまざまな可能性を検討し、長期的な視点で戦略を立て、チャンスに変えることを目指す手法です。シナリオ・...
ステークホルダーとは|ビジネスで使われる意味や取り組み事例 ステークホルダーとは、企業活動において直接・間接的に影響を受ける利害関係者を指します。その範囲は幅広く、たとえば、従業員や取引先、顧客・消費者、株主、投資家、地域社会などが該当します。近年、企業経営においてステークホルダーとの関係性を良好に保つことが...
「MYパーパス」を起点に新たな価値創造サイクルを実現 個にフォーカスするSOMPOグループのパーパス経営とは 「パーパス」を起点にした経営に取り組む企業が増える一方で、社員にパーパスが浸透せず、機能していない企業も多いのが実状です。SOMPOホールディングスは、社員個人の志である「MYパーパス」を重視し、企業パーパスとの融合を最重要経営戦略としています。企業...
ユニクロで学んだこと(その6:経営リーダーの価値観)――有賀 誠のHRシャウト! 人事部長は“Rock & Roll” 【第33回】 さまざまな課題を抱える、人事部長。常に明るく元気に突き進んでいくにはどうすればいいのか? さまざまな企業で人事の要職を務めてきた有賀誠氏が、課題解決のためのヒントを投げかけます。今回のテーマはユニクロで学んだこと(その6:経営リーダーの価値観)