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採用後の教育で成果を出す!「伝わる研修資料」の作り方

新入社員研修や階層別研修などを担当していて、「せっかく説明したのに定着しない」「受講者の反応が薄い」と感じたことはありませんか?
その原因の多くは“資料設計の段階”にあります。

採用後の育成フェーズで成果を出すためには、単に情報を並べるのではなく、「理解→共感→行動」へ導く構成とデザインが欠かせません。
この記事では、人事・採用担当者が押さえておきたい「伝わる研修資料づくりのポイント」をわかりやすく解説します。

 

1. 研修効果を高める「資料設計」の基本

研修資料は“説明するための紙”ではなく、受講者の行動を変えるための設計物です。
そのために、作り始める前に次の2点を整理しておきましょう。

 

1-1. 目的は「伝える」より「行動を促す」こと

人材育成のゴールは“知識の習得”ではなく、“現場で実践できるようになること”。
たとえば「報連相研修」であれば、報告の手順を覚えることよりも、「実際のコミュニケーションで自然に使えるようにすること」が目的です。

「この資料を通じてどんな行動変化を起こしたいのか?」という視点を明確にしておくことで、構成やトーンに一貫性が生まれます。

 

1-2. 活用シーンをイメージして構成を変える

同じ資料でも、“読むため”か“話しながら使うため”かで作り方は変わります。
講師が説明しながら使うスライドなら、文字を詰め込むよりもキーワードや図解を中心に構成する方が効果的です。

資料と話の役割を分けることを意識することで、受講者の理解度をぐっと高めることができます。

 

2. 受講者に合わせた「伝わる構成」を考える

研修の参加者が新入社員か、管理職かによっても、響く構成は変わります。
「誰に」「何を」「どんな順序で」伝えるのかを整理することが、わかりやすい資料づくりの第一歩です。

 

2-1. ゴールから逆算して流れを決める

最初に「この研修でどんな状態になってもらいたいか」というゴールを設定しましょう。
たとえば、「自発的に行動できるようになる」が目的であれば、導入で意義を伝え、途中で事例や体験ワークを挟み、最後に行動を後押しする構成にします。
ゴールから逆算することで、内容が整理され、理解しやすい流れになります。

 

2-2. 受講者の立場に合わせて“言葉”を変える

同じテーマでも、対象が異なれば響く言葉も変わります。
新入社員には「なぜそれが大切なのか」を丁寧に、管理職には「チームでどう実践するか」を中心に伝えると効果的です。

 

3. 理解を助けるデザインの工夫

教育資料のデザインは「飾り」ではなく「理解を助けるツール」です。
少し意識するだけで、見やすく印象に残る資料に変わります。

 

3-1. 1スライド=1メッセージを意識

1枚のスライドには、伝えたいメッセージを1つだけに絞りましょう。
複数の情報を詰め込むと、受講者がどこに注目すればよいかわからなくなります。

 

3-2. 読みやすいフォントを選ぶ

社内研修では、誰が見ても読みやすい「ユニバーサルデザインフォント(UDフォント)」の使用がおすすめです。
フォントを統一することで、信頼感や安心感のある資料に仕上がります。

 

3-3. 色は3色までに絞って統一感を出す

資料の配色は、「テーマカラー」「ベースカラー」「アクセントカラー」の3色にまとめましょう。
統一感のある配色にするだけで、視認性が上がり、落ち着いた印象になります。

 

4. 図解・アニメーションで理解を深める

言葉だけで伝わりにくい内容は、図や動きで見える化するのが効果的です。

 

4-1. 図やアイコンで構造を整理

プロセスや手順を伝える際は、フローチャートや矢印を使って「流れ」を示しましょう。
「OJTの進め方」や「改善サイクル」など、複雑なテーマでも一目で理解できるようになります。

 

4-2. アニメーションは“意図的に”使う

PowerPointのアニメーション機能は、情報を段階的に見せるのに有効です。
ただし、動きが多すぎると逆効果なので、「ここに注目してほしい」というポイントに限定して活用しましょう。

 

5. 忙しい人事担当者こそ“外部リソース”を活用しよう

日々の採用業務や研修準備に追われる中で、「資料づくりに時間を割けない」と感じる方も多いでしょう。
そんなときは、資料設計やデザインを専門の制作会社に任せるのも一つの選択肢です。

外部の力を借りることで、構成やビジュアルを短期間で高品質に仕上げることができ、継続的に使えるテンプレート化も可能です。

 

6. まとめ|“伝わる資料”が社員の成長を加速させる

研修資料は、単なる配布物ではなく、社員の理解と行動をつなぐ“成長の設計図”です。
相手の立場に立った構成やデザインを意識することで、教育の質そのものが変わります。

そして、限られた時間の中で成果を上げるためには、効率化と外部連携も重要なポイント。

ホープンでは、教育・育成の現場で活用できる研修資料のブラッシュアップやeラーニング動画制作など、“伝わる学び”を実現するためのサポートを行っています。
伝わる資料をつくりたい」「研修の内容を動画化したい」などのご相談がありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

このコラムを書いたプロフェッショナル

澁沢 舞

澁沢 舞
株式会社ホープン 次長

営業・制作経験と人事目線を武器に採用・研修・社内広報をホープンはトータルでサポート。採用・教育・社内施策を実現し「人事の悩み」を企画力とクリエイティブで解決。採用担当のリアルも踏まえながらお客様の課題を解決すべく専門チームを作り提案します。

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得意分野 人材採用、コミュニケーション
対応エリア 全国
所在地 世田谷区

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