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研修効果を高める伝わる資料のつくり方|構成と整理のコツ

オンライン・オフラインを問わず、研修で使用する資料は“学びの質”を左右します。
同じ内容を扱っても、「わかりやすい」と感じる資料と「記憶に残らない」資料には大きな差があります。その違いを生むのが、“整理力”と“設計力”です。

本記事では、社内研修やeラーニング、育成プログラムなどを担当する方に向けて、受講者の理解と行動を引き出す「伝わる研修資料」の作り方を解説します。

 

1. 研修資料が果たす本来の役割とは

研修資料は、講師の代わりに学びを支える“ナビゲーター”です。
ただ情報を並べるだけではなく、受講者の思考を整理し、行動を促す設計が求められます。

特にハイブリッド型研修や動画学習が増える中では、資料が講師不在でも理解を支える「教育のインフラ」となります。そのため、研修資料を制作する際には次の3点を意識し制作することがおすすめです。

  • 見て理解できる構成(構造化)

  • 読み手の記憶に残る表現(簡潔さ)

  • 実践行動につながる設計(応用性)

 

2. 学びが定着する資料に共通する3つの要素

2-1. 整理されている:情報が“つながる”構造

研修資料では「順序」「関係性」「分類」が重要です。
一枚ごとの完成度よりも、全体の流れが自然であることが理解度を高めます。

章立てや見出しをそろえ、余白や図解で情報の関連性を見せるように意識しましょう。

 

2-2. シンプルである:1ページ1メッセージ

スライドや配布資料に複数の主張を詰め込むと、受講者は焦点を見失います。
研修資料では「1枚で伝えたいことを1つに絞る」のが鉄則です。

そのうえで、要点を3つ以内に整理すると、学びやすさが格段に上がります。

 

2-3. 実践につながる:行動を引き出すまとめ方

知識で終わらせず、“職場でどう活かせるか”を示すのがよい資料の条件です。
最後に「行動のヒント」や「次にやること」を具体的に提示しましょう。

 

例:

今日の学びを、明日から1つ実践するなら?
(1)部下との面談で「問いかけ」を意識する
(2)会議でファクトをもとに話す など

 

3. 研修資料の基本構成|3ステップで整理する

どのテーマにも共通して使える構成が「導入→本論→まとめ」です。
この流れを守るだけで、理解の負担が軽くなり、講師の説明もスムーズになります。

 

導入:関心を引く・目的を共有する

なぜこの研修が必要なのか」を最初に明示します。背景・課題・ゴールを明確に伝えることで、受講者が主体的に学ぶ姿勢を持ちやすくなります。

 

本論:知識と事例を整理して提示する

理論を説明したあとに、現場の事例やデータを組み合わせることで理解が深まります。
図や矢印を使って流れを示すと、長文の説明よりも記憶に残りやすくなります。

 

まとめ:学びを行動に変える

学習の要点を再確認し、「職場でどう活かせるか」を問いかけて締めくくりましょう。
振り返り欄を設けると、自発的な定着が促されます。

 

4. チームで“研修資料の質”を高める仕組みが大切

教育担当者が複数いる場合、資料の一貫性と再現性を保つ仕組みが欠かせません。
以下の3つをルール化するだけで、全体の品質が安定します。

  1. テンプレート化
    タイトル、見出し、まとめ欄などの体裁を統一。

  2. デザインルールの共有
    フォント・配色・余白の基準を明文化。

  3. レビュー・フィードバック制度
    研修後に受講者アンケートを分析し、資料改善に活かす。

また、研修ごとに「成果共有フォルダ」を作り、使用後の資料を改善コメント付きで残しておくと、次回の設計効率が上がるのでおすすめです。

 

5. 外部パートナーの活用も選択肢

社内でゼロから設計するのが難しい場合や、デザイン面のブラッシュアップを行いたい場合は、外部の制作パートナーを活用するのも有効です。

外部の制作パートナーを活用することで、教育設計の観点から「伝え方」「構成」「視覚的導線」を再構築してくれます。

 

例えば、

  • 既存の研修資料を、図解やストーリーフローを中心に再設計

  • 講師の説明に合わせた“話しやすいスライド構成”に改善

  • オンライン配信向けにフォントや配色を最適化 など

 

6. まとめ:整理された資料が、学びを深める

研修は「話す力」だけでなく、「見せる力」でも成果が変わります。
整理された構成や、統一されたデザイン、そして実践につながるまとめ。
この3つがそろうことで、研修は“受ける時間”から“行動が変わる時間”へと進化します。

資料は一度作って終わりではありません。改善を重ねることで育つ“教育資産”になります。

ホープンでは、研修資料やeラーニング教材など、“学びを伝えるためのコンテンツ設計”も得意としております。伝わる資料を活用したeラーニングの教育支援の動画制作や研修資料の印刷、その他伝わるコンテンツ制作も得意としております。

研修資料の見直しや資料のブラッシュアップなどをご検討の場合は、ぜひホープンにお気軽にご相談ください。

このコラムを書いたプロフェッショナル

澁沢 舞

澁沢 舞
株式会社ホープン 次長

営業・制作経験と人事目線を武器に採用・研修・社内広報をホープンはトータルでサポート。採用・教育・社内施策を実現し「人事の悩み」を企画力とクリエイティブで解決。採用担当のリアルも踏まえながらお客様の課題を解決すべく専門チームを作り提案します。

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得意分野 人材採用、コミュニケーション
対応エリア 全国
所在地 世田谷区

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