オンラインセミナーの集客を左右する効果的な案内メールの書き方
「案内メールを送っても参加者が集まらない…」そんな悩みを抱えていませんか?
実は、オンラインセミナーの集客率を左右する最大の要因は“案内文の設計”にあります。
セミナー案内文は、日時やテーマを伝えるだけでは十分ではありません。
「誰に・何を・なぜ伝えるのか」を整理し、開封した瞬間に“参加したい”と思わせる構成にすることが鍵です。
この記事では、オンラインセミナーの案内文を効果的に書くための基本構成・テンプレート・改善ポイントをわかりやすく紹介します。
1. 案内文がオンラインセミナー成功のカギになる理由
どんなに内容の良いセミナーでも、伝え方が曖昧だと人は動きません。
同じテーマ・同じ日時で開催しても、「案内文次第で申込数が2倍以上変わる」こともあるのです。
1-1. 案内文が“集客率”を左右する
オンラインでは、リアルイベントのような“雰囲気”や“熱量”が伝わりづらく、言葉だけで興味を引く必要があります。
日時・テーマ・申し込み方法などの情報が整理されていないだけで、読者は離脱してしまうことも。
つまり、案内文は“参加への心理的ハードルを下げる最初の接点”なのです。
1-2. メール1通で変わる「開封率」と「参加率」
開封率や参加率を左右するのは、件名・導入・本文構成です。
件名に「【無料開催】」「録画あり」「事例紹介」などのメリットを入れると、開封率は格段に上がります。
また本文では、「このセミナーで何が得られるのか」「誰が話すのか」を明確にすることで、“自分ごと化”を促せます。
さらに、リンクを目立つ位置に複数設置したり、スマホでも押しやすいボタンを用意することで、クリック率も改善できます。
2. 参加率を高める案内文の基本構成
オンラインセミナーの案内文は、「誰に」「何を」「どう伝えるか」を明確に整理しましょう。
以下の6つの要素を押さえることで、読者がスムーズに行動できる構成になります。
2-1. 案内文に必要な6つの要素
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宛名:社名・部署・役職・氏名を正確に。誤記は信頼を損ないます。
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あいさつ:関係性に応じた丁寧な導入を添える。
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開催の意図:「課題解決のためのノウハウ紹介」など、目的を明確に。
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テーマ:一目で内容が伝わる具体的なタイトルに。
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講師情報:経歴や実績を簡潔に記載し、信頼性を高める。
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日時・会場:日時は「〇年〇月〇日(〇)〇時〜」と明確に。ツール名も添えると親切です。
2-2. 申し込み導線の工夫
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フォームURLをテキストリンクだけでなくボタン形式で配置
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入力項目は最小限にし、本文の冒頭・中盤・末尾にリンクを配置
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「参加無料」「録画あり」などの特典を近くに置くとCVR向上
2-3. 件名で開封率を上げるコツ
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メリットを明示:「【無料開催】最新トレンド解説」
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数字を入れる:「満足度95%」「3社の成功事例」
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対象を限定:「採用担当者向けセミナー」
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締切を強調:「申込締切迫る」「残り5席」
※件名は30〜35文字以内が理想。抽象的な「開催のお知らせ」は避けましょう。
3. 目的別オンラインセミナー案内文テンプレート
3-1. 顧客向けセミナー
件名例
【無料開催】業務効率化の最新事例公開|〇〇システム活用セミナー
本文例
××株式会社 〇〇様
平素より弊社サービスをご利用いただき、ありがとうございます。
このたび、〇〇システムをご利用中のお客様を対象に、活用ノウハウを紹介するオンラインセミナーを開催いたします。
日時:〇年〇月〇日(〇)13:00〜14:30
配信方法:Zoom(お申し込み後URLを送付)
参加費:無料/定員:100名
[お申し込みはこちら](URL)
ポイント
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「既存顧客への感謝」と「得られるメリット」をセットで伝える。
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CTAボタンを文中に自然に組み込む。
3-2. 講師登壇型セミナー
件名例
【限定開催】中小企業DXの第一人者が語る!成功の秘訣を公開
本文ポイント
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講師の肩書・実績を明示して信頼性を強調。
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開催概要とCTAを上部にまとめる。
3-3. 社内研修向けセミナー
件名例
【社内研修】営業力強化セミナー開催のお知らせ
本文ポイント
-
「学び」や「共有」の意義を打ち出す。
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チームの一体感を意識したトーンにする。
4. 成果につながるメール設計のポイント
4-1. 視認性と行動喚起の両立
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1ブロック3〜4行以内で簡潔に
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太字・箇条書きを活用して重要情報を強調
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CTAボタンは冒頭・中盤・末尾の3か所に配置
4-2. CTAは“1メール1目的”
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行動を具体的に:「今すぐ申し込む」など動詞で始める
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「無料」「録画あり」など、安心感を与える情報を添える
4-3. リマインド配信のタイミング
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初回案内 → 開催3日前 → 前日・当日朝
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件名に【明日開催】【本日13時〜】を入れると開封率が上がります。
5. プロに依頼するメリット
オンラインセミナー運営には、企画・集客・配信・アフターフォローと多くの工程が必要です。プロに依頼することで、品質・集客・効率化を同時に実現できます。
●主な依頼メリット
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集客導線やメール配信の最適化
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安定した配信環境の構築
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事後アンケート・営業連携の自動化
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ブランドに合わせたデザイン・映像演出
●選び方のポイント
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実績が明示されているか(業界・対象別の事例)
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企画〜配信までワンストップ対応か
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提案力があるか(目的を理解し改善提案できるか)
6. まとめ|案内文でセミナー成果を最大化しよう
オンラインセミナーの案内文は、“成功を左右するマーケティングツール”です。
読む人が「参加したい」と感じる構成にすることで、開封率・クリック率・申込率を大きく伸ばすことができます。
もしリソースやノウハウ面でお困りなら、株式会社ホープンにご相談ください。
自社スタジオ「ICHIGO ICHIE DIGITAL 世田谷スタジオ」を活用し、企画・撮影・配信・編集・集客支援までトータルでサポートいたします。オンラインセミナーや、MAツールを活用したメールマーケティング、その他制作物もサポート可能ですので、お気軽にご相談ください。
このコラムを書いたプロフェッショナル
澁沢 舞
株式会社ホープン 次長
営業・制作経験と人事目線を武器に採用・研修・社内広報をホープンはトータルでサポート。採用・教育・社内施策を実現し「人事の悩み」を企画力とクリエイティブで解決。採用担当のリアルも踏まえながらお客様の課題を解決すべく専門チームを作り提案します。
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| 得意分野 | 人材採用、コミュニケーション |
|---|---|
| 対応エリア | 全国 |
| 所在地 | 世田谷区 |
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