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部下を叱るのは逆効果?心理背景と効果的な接し方を解説!

 「部下を叱るのは逆効果ではないか?」

 

年齢や性別や業種を問わず、上司や管理職、経営者や人事担当の方からも、こうした相談はよく寄せられます。

 

部下を叱ることで自覚を促したり、次に同じミスをしない様にする効果もあるでしょう。

 

ですが最近では部下を叱ることが、むしろマイナスの効果を生むことも多いのです。

 

今回は一般の視点とは異なる切り口から、部下を叱ることについて解説します。

また心理背景や効果的な接し方についてもまとめています。
 

●部下を叱るのは逆効果なのか?

 

部下を叱ることが仕事において、マイナスの効果を生むことはよくあります。

 

部下を叱ることで生まれる悪影響は、大きく3つに分けられます。

 

どれか1つに該当することもあれば、複数に当てはまることもあります。

 

1、萎縮してしまう

 

叱ることで自覚を促したり、同じミスを繰り返さない効果があるでしょう。

 

ですが部下によっては、「叱られた」ことにショックを受ける場合があります。

 

「叱られた=悪いことをした」

「叱られないようにしないと…」

 

こうした意識を持っている人は、想像以上に多いです。

 

叱られないように当たり障りない会話をしたり、気を使い過ぎているのです。

 

つまり叱られることを、必要以上に恐れている状態です。

 

そんな中で叱られると、大きなショックを受けてしまいます。

 

何日も落ち込んだり、泣いてしまう人もいるでしょう。

 

結果的に萎縮してしまい、パフォーマンスに悪影響が出るのです。

 

2、反発されてしまう

 

叱られたことを根に持つ部下もいます。

 

「あの上司の言うことは聞かない」

「理不尽だ」

「いつか見返してやる」

 

このように反発されれば、仕事がやりにくくなるでしょう。

 

意思疎通がスムーズに進まなくなったり、自分勝手な行動をされるかもしれません。

 

叱られていい気分になる人はいません。

 

叱られたことを根に持たれると、マネジメントがしにくくなるのです。

 

3、距離感が生まれる

 

そして部下を叱ることで、距離を取られることもあります。

 

「あの人はよく叱るから…」

「叱られるのが嫌だから…」

 

部下の方から距離を取られると、コミュニケーションも上手くできません。

 

変に部下に気を使い過ぎたり、部下の心理を気にしてしまうのです。

●とはいえ叱らないわけにもいかない

 

部下を叱ることが逆効果になるのは、最近は特に多いです。

 

とはいえ部下を叱らないわけにもいきません。

 

仕事でミスをしたり、危険なことをやらかした時は、叱ることが必要だと言えます。

 

私は相談に来られる方に対して、すべての悩みの根本原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

叱ったことでマイナスの影響が及ぶ背景には、部下の自信のなさもあるのです。

 

もちろんやたら叱る場合は、上司にも自信のなさがあるでしょう。

 

大事なのは叱ることの負の側面を、できる限りなくすことです。

 

ここからは具体的に、効果的な部下への接し方を解説します。

 

部下に叱りたいことがある場合、これから紹介する方法を意識することで、叱ることのマイナス面を防ぐことができます。

 

●サンドイッチパターンを実践!

 

その方法が「サンドイッチパターン」

 

まず褒める(感謝を伝える)

叱りたいことを伝える

最後に褒める(感謝を伝える)

 

この順番で伝えることです。

 

叱りたいことの前後に、褒める言葉を伝えることから、サンドイッチパターンと呼ばれています。

 

それぞれの項目について、具体的に解説したいと思います。

 

●まず褒める(感謝を伝える)

 

「いつもありがとう」

「最近よく頑張ってるね」

「この間の案件はありがとう」

 

まず最初は何かしら理由を見つけて、部下を褒めるようにしてください。

 

「いつもありがとう」でもいいですし、感謝や労いの言葉を伝えてもOKです。

 

いきなり叱られて、気分のいい人はいません。

 

萎縮したり反発したりと、気まずい状況を生みます。

 

まず褒めることで、部下を承認することが必要です。

 

この後で叱る内容に対して、聞く姿勢と安心感を作り出すことが重要です。

 

●叱りたいことを伝える

 

褒めた後は、本題に入りましょう。

叱りたいことを伝えるのです。

 

頭ごなしに怒鳴るのではなく、冷静に伝えるのがポイントです。

 

ダメ出しをする意識ではなく、「もっとこうすれば上手くいく」「あそこは気をつけて欲しい」など、部下を思って伝えるのです。

 

最初に褒めているので、叱られても落ち込みません。

 

「ここを改善すればいいのか」と、前向きに受け止めてくれやすくなるのです。

 

●最後に褒める(感謝を伝える)

 

叱った後は、褒めることを忘れずに。

 

「期待してるからよろしくね」

「いつもありがとう」

「本当によくやってくれているよね」

 

褒められて悪い気はしませんし、自分のことを見てくれていると感じるでしょう。

 

後味が悪くなることもなく、お互いに気持ちよく会話を終えることができます。

 

●大事なのは習慣化

 

サンドイッチパターンを意識して、部下に叱りたいことを伝えてみてください。

 

部下との信頼関係も深まりますし、仕事のパフォーマンスにも好影響を及ぼします。

 

そして大事なのが「習慣化」

 

一度や二度やってみるのではなく、サンドイッチパターンを習慣化するのです。

 

私は企業での研修や講演会を通して、部下との接し方改善する方法や、部下自身の意識を変える方法をメンタルヘルスの視点から具体的にお伝えしているので、必要に応じてお問い合わせいただければと思います。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムを書いたプロフェッショナル

伊庭 和高

伊庭 和高
株式会社マイルートプラス代表取締役

「若手社員の休職・離職」「管理職のメンタル不調」「自律社員の育成」「カスハラ・クレーム対策」「パワハラ対策」…これらすべて、7,000名以上のお客様をサポートする中で導き出した自力でメンタルを立て直す3ステップで解決できます。

「若手社員の休職・離職」「管理職のメンタル不調」「自律社員の育成」「カスハラ・クレーム対策」「パワハラ対策」…これらすべて、7,000名以上のお客様をサポートする中で導き出した自力でメンタルを立て直す3ステップで解決できます。

得意分野 モチベーション・組織活性化、安全衛生・メンタルヘルス、マネジメント、コーチング・ファシリテーション、コミュニケーション
対応エリア 全国
所在地 品川区

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