人的資本経営の考え方が広がり、また働き方に対する価値観の変容や多様化に伴い、社員の「キャリア自律」支援に取り組む企業が増えています。

ローンディールが提供する「レンタル移籍」は大企業人材に一定期間ベンチャー企業で働く機会を提供する仕組みです。この仕組みを通じて、大企業を離れ、業種もカルチャーも異なるベンチャーに飛び込んだ人材は、自分の「当たり前」なっていた意識や大企業の可能性に気づき、また、当事者意識を持ち主体的に動くマインドを持ち帰ります。そして大企業に戻ってからも、自社の経営資源・リソースを理解して組み合わせ、目指す姿の実現に向けて自ら行動するキャリア自律人材へと成長します。社外を知ることで、キャリア自律が実現するのです。

しかし一方で、自律性が高まることで職場上司や同僚とのすれ違いが起こり離職に繋がるのではないか、自身のキャリア自律を優先し組織へのエンゲージメントが下がるのではないか、といった不安を感じられる企業人事も少なくないのではないでしょうか。

今回のイベントでは、「注文をまちがえる料理店」「delete C」等の社会にインパクトを与えるプロジェクトを次々プロデュースする小国士朗さんをお招きします。小国さんは、かつてNHKに所属し、他社出向を経て自社の可能性を再認識し、ディレクターなのに番組を作らない“一人広告代理店”的な働き方を始めたそうです。退職後もNHKと良好な関係性を築いている小国さんのご経験やご意見を伺いながら、ご参加の皆様とキャリア自律とエンゲージメントを両立する方法を一緒に考えてまいります。


●対象者：　
・キャリア自律支援に関心がある大企業人事やマネジメント層の皆様
・エンゲージメント向上、リテンション対策について考えたい方

●ご登壇者
・株式会社小国士朗事務所　代表取締役/プロデューサー　小国士朗さん
・株式会社ローンディール　プロデューサー　笠間陽子（モデレーター）

●開催概要：　
日 時：2023年9月27日（水）　9:00~9:45
場 所：オンライン開催。zoomでの配信を予定
参加費：無料

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●登壇者プロフィール

小国士朗さん｜株式会社小国士朗事務所 代表取締役/プロデューサー
2003年NHK入局。『プロフェッショナル 仕事の流儀』『クローズアップ現代』などのドキュメンタリー番組を中心に制作。2013年に9か月間、社外研修制度を利用し電通PR局で勤務。その後、番組のプロモーションやブランディング、デジタル施策を企画立案する部署で、ディレクターなのに番組を作らない“一人広告代理店”的な働き方を始める。200万ダウンロードを記録したスマホアプリ「プロフェッショナル 私の流儀」の企画立案や、世界１億再生を突破した動画を含むＳＮＳ向けの動画配信サービス「NHK1.5チャンネル」の編集長、世界150カ国に配信された認知症の人がホールスタッフを務める「注文をまちがえる料理店」なども手がける。2018年6月をもってNHKを退局し、現職。携わるプロジェクトは「deleteC」「丸の内15丁目プロジェクト」をはじめ他多数。


笠間陽子｜株式会社ローンディール プロデューサー
三井不動産G(不動産流通業)に2008年新卒で入社し、都心コンサル営業、人事企画を経験。合併に伴う人事制度変更、評価、異動、昇格、管理職研修、働き方改革等を担当。業務を通じて、「人事制度だけで人は動かない、半径5m以内の関係性が最も重要」と痛感。2019.1より社内コミュニティを立ち上げ、所属組織・階層を越えた対話の場を創出。2021.8よりローンディールのミッション・ビジョンに共感し、個人・組織の成長を支援すべくプロデューサーとして参画。