システム・テクノロジー・アイが
ITスキル標準に対応したスキル診断サービスを提供
システム・テクノロジー・アイ(東京都中央区、松岡秀紀・代表取締役社長)は、最新のITスキル標準「ITSS V2」に対応したスキル診断サービス「iStudy Skills for ITSS」を、アルゴエデュケーションサービス(東京都江東区、加藤正彦・代表取締役社長)と共同開発し、2006年6月末より順次販売開始いたします。
ITSSは、2002年12月に経済産業省が策定し、2006年4月1日に独立行政法人の情報処理推進機構(IPA)が改訂版を発表したITスキル標準です。各種IT関連サービスの提供に必要とされる能力を明確化・体系化した指標として現在注目を集めています。
システム・テクノロジー・アイでは、すでに2003年10月10日よりITSS V1.1に対応したスキル診断サービス「iStudy Skills for ITSS」のASP版を提供しているほか、2004年2月19日からはイントラネット版E-Learningサーバー「iStudy Enterprise Server」のオプションとして、スキル診断サービスの企業導入を推進しています。このたびの改訂版ITSS V2にもいち早く対応し、ASP版およびイントラネット版それぞれの販売形態で提供してまいります。
「ITSS V2」に対応したスキル診断サービスの特徴は以下の3点です。
(1) ITSS V2へのシームレスな移行
すでにITSS V1.1のスキル診断を受けた人にはV2との差分のみを診断可能となり、ITSS V2においても継続的な診断が実現されます。また、V1.1とV2を共存してスキル管理することが可能です。
(2) ITSS V2の技術者職種区分すべてに対応
改訂版のITSS V2ではIT業界で求められる技術者職種区分を見直しており、それに伴いITSS V2対応の「iStudy Skills for ITSS」においても職種を38種類から35種類に変更しており、それらのすべてに対応します。
(3) プロジェクト経験から達成度指標の診断が可能
個別職種におけるプロジェクト経験情報を診断項目に追加することで、その能力をより正確に測るアルゴリズムを独自開発・導入し、より精度の高い「達成度指標」を診断することが可能となります。
システム・テクノロジー・アイでは、ITSSのほかにも組込みスキル標準「ETSS」や「職業能力評価基準」に対応したスキル診断サービスを提供しており、このたびの最新版ITSSに対応することで、さらに幅広い分野でのスキルの診断を実現し、業界ニーズに適合した人材育成に貢献してまいります。
■ 「iStudy Enterprise Server」について
スキル診断/コンピテンシー管理、および診断結果に基づいた人材育成計画機能、E-Learning機能を搭載した、国内初の専用イントラネット・サーバーです。企業内の既存人事システムと連動して、社員のスキル診断実績や社内のスキル分布が容易に把握できるほか、診断結果に基づくスキルアップ・ロードマップの策定や、全社的な研修計画・実績管理・E-Learning機能など、個人レベルのスキル管理や全社的なトータルな人材育成を実現します。価格:62万円(税別)から。
(システム・テクノロジー・アイ http://www.systech-i.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・4月27日)