テンプスタッフ・テクノロジーが
QA育成型派遣制度「QA Pro」を開始
総合人材サービスのテンプスタッフグループでIT系エンジニア専門の人材サービスを 手掛けるテンプスタッフ・テクノロジー(東京都渋谷区、上園裕二・代表取締役社長)は、2006年4月よりQA(Quality Assurance=品質評価)に特化した育成型派遣制度「QA Pro」を開始し、QAプロジェクト全体をマネジメントできるリーダー候補生を育成します。
本制度は、QAプロジェクト全体をマネジメントできるリーダー候補生となるエンジニアの育成と派遣を行うものです。具体的には、同社が人材の採用・人事管理・品質管理の基礎教育を行い、電子機器関係の組込みハードウェア・ソフトウェアの開発の専門会社が組込みソフトの基礎教育を担当します。
募集対象者は、QA業務経験者・システム開発経験者で、1カ月間の研修期間中より同社が社員として雇用するため研修期間中も給与が支給されます。また、講座終了後は家電メーカー、電子機器メーカーなどへの特定派遣が予定されており、教育後、研修で習得した知識・技術を活かし、すぐに就業することが可能です。
昨今の景気回復を受け消費者の高付加価値製品へのニーズが高まり、搭載する機能が複雑、多様化し、製品に組み込まれるソフトウェアの重要性と品質向上に必要な開発プロセスの改善が課題となっています。加えて、製品のライフサイクルが短くなり、メーカーではソフト開発分野への負荷軽減策として、製品のQA業務を、人材派遣を含めアウトソーシングしようとする動きが増えてきています。これら改善モデルの1つとして、大手メーカーから注目されているのがCMMIです。今回の研修では、基礎・技術教育の他、CMMIに関する教育を行います。
これまで、同社では、組込みソフトウェアエンジニア、Javaエンジニア、ネットワークエンジニア、セキュリティエンジニア、機械設計・CADエンジニアの育成・派遣を行ってきました。今回の「QA Pro」は、制御/エンジニアリング/品質評価/ソフトウェアプロセス改善コンサルテーションという4つの分野からなる「モノづくりソリューションチーム」を組織し、総合的なサービスの提供を2006年4月より始めるにあたり、そのチームを牽引するリーダーとして募集しています。
(テンプスタッフ・テクノロジー http://www.temptech.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・3月9日)