スタッフサービスが専門部署を立ち上げ
「紹介予定派遣事業」を本格展開
人材派遣サービスを行っているスタッフサービスは、全国で、2006年3月より、紹介予定派遣事業に本格参入することになりました。
紹介予定派遣は近年急速に普及しており、2004年度において、紹介予定派遣により派遣された労働者数は19,474人、紹介予定派遣で職業紹介を経て直接雇用に結びついた労働者数は10,655人にのぼる(※)など、「雇用のミスマッチ」を解消する新しい採用・就職形態として注目されています。その普及の背景には、国内景気が回復基調に入り多くの産業分野で正社員採用が顕著になってきていること、また、2004年3月の労働者派遣法改正により、紹介予定派遣に限り、派遣就業開始前の面接、履歴書の送付などが可能になり、制度が利用しやすくなったことなどがあります。
このような市場環境の中、同社では一部事業所において職業紹介免許を取得し、紹介予定派遣サービスを提供してきましたが、全国的なニーズの高まりを受け、このたび、専門部署として「紹介予定派遣事業本部」を立ち上げ、全国47都道府県の全53拠点において、職業紹介免許を取得(3月1日完了)し、本格展開していきます。また、同社派遣情報サイト「オー人事ネット」上に、紹介予定派遣専用ページを開設(3月15日予定)し、紹介予定派遣就業希望者の募集を強化していきます。 ※厚生労働省発表『労働者派遣事業平成16年度報告』より
< 紹介予定派遣とは >
労働者派遣のうち、派遣元事業主が、派遣労働者・派遣先に対して職業紹介を行う(ことを予定している)もの。派遣期間中に、派遣先は派遣労働者の業務遂行能力等が直接雇用するのに相応しいか見定め、派遣労働者は派遣先における仕事が自分に合うかどうかなどを見定めることができる。 日本人材派遣協会「労働者派遣事業統計調査の報告(平成17年10〜12月期、主要108社)」によると紹介予定派遣の実稼働者数は、前年同期比156.1%と高い伸び率となり、紹介予定派遣の成約件数も前年同期比134.9%と引き続き高い伸び率で推移している。
【 紹介予定派遣事業の概要 】
■ スタート時期:2006年3月
■ 展開理由:
1.景気回復に伴う正社員採用ニーズの高まりを受け、新しい採用形態として全国的に紹介予定派遣のニーズが広がっている。
2.派遣での就業のみならず、正社員での就業を希望される求職者に対し、ワンストップでお仕事案内サービスを提供する。
■ 事業主体:株式会社スタッフサービス「紹介予定派遣事業本部」
■ 事業内容:事務職を中心とした紹介予定派遣事業
■ 営業拠点:全国47都道府県のスタッフサービス営業拠点53ヶ所
■ 登録者数目標:初年度 3,000人
■ 売上高目標:20億円(2008年度見込み)
■ 強み:
1. 営業力/全国47都道府県のネットワークで紹介予定派遣ニーズに対応、5万件を超える業界トップの取引実績
2. 人材供給力/スタッフサービス独自の人選システムを活用し、業界最多の登録者のなかから、企業ニーズにあった最適な人材を速やかに人選
(スタッフサービス・ホールディングス http://www.staffservice.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・3月8日)