営業マンの報告漏れを監視できる
「アクションモニターサービス」
シーグリーン(横浜市中区、浅野一成・代表取締役社長)は12月16日から、営業マンやフィールド営業のサポート要員の報告漏れを監視し、営業管理・ナレッジマネージメントの成功確度を高めるアウトソーシングサービス、シーグリーン「アクションモニターサービス」の提供を開始しました。
「アクションモニターサービス」は、SFA(セールス・フォース・オートメーション=営業支援)やナレッジマネージメントにおける報告漏れをナレッジマネージャーが監視し、報告不備などがあった担当者に対してメールや電話で漏れを指摘し、担当者の上長に代わって監視・督促するものです。また、複数回での督促でも不備の続く担当者に対しては、上長に直接不備内容、指導方法などを連絡するなどきめ細やかなサービスも行い、さらにCS(顧客満足度)アンケートや見込み顧客への販促支援などのマーケティング支援も実施可能にします。
これまでSFAやクレーム対応などに関するナレッジマネージメント・システムの運用の失敗は、多くの場合、「営業員が日報を入力しない」「顧客のクレーム内容に対するサポートの回答がない」など報告不備、入力漏れに原因がありました。このサービスによりSFAやナレッジマネージメントの運営を円滑化するとともに、上長は単純な報告管理やアンケート管理などに縛られることなく、戦略策定や部下指導などの本来の事業マネジメントに専念することが可能となるものです。
多くの企業でSFAやナレッジマネージメントを導入したが、運用がうまくいかず失敗するケースが多々ありましたが、今回のサービス開発にあたっては、シーグリーン自社内で3年を経た失敗原因の分析と実践を体系立てたものです。その結果、取り組み開始前と比べて95.3%記入漏れがなくなるなどの高い効果が得られ、そのノウハウや運用業務をアウトソーシングサービスとして提供して欲しいとの要望が高まり、社外へのアウトソーシング提供となったものです。
なお、シーグリーン「アクションモニターサービス」は、同社のSFAとCRM統合システムである「シャフォーン(Sha-Phone)」の活用が前提となります。「シャフォーン」のナレッジマネージャー管理画面から入力漏れのある案件や担当者を抽出し、同社ナレッジマネージャーが監視していく仕組みです。具体的な監視内容、販促内容は企業毎にコンサルティングの上、カスタマイズが可能です。
価格はシステム利用料とあわせて月額10万円から。
(シーグリーンtel:045-640-4117/同社プレスリリースより抜粋・12月17日)