リクルート「Tech総研」が研究レポート公開
エンジニア3074人・転職したい企業ランキング
リクルート(東京都中央区、柏木斉・代表取締役社長)のエンジニア向けのキャリア情報提供サイト「リクナビNEXT Tech総研」( http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/tech/ )では、エンジ ニアの仕事・報酬・職場・生活・転職に関する研究レポートを毎週発信しています。
Tech総研ではこのほど、エンジニア3074人に対して「転職に関する意識調査」を実施しました。今回の調査で、エンジニアが転職したい企業の第1位はトヨタ自動車、2位ソニー、3位キヤノンと、ランキング上位には話題性の高い大手企業が揃いました。
2年前に実施した前回調査では、1位ソニー、2位トヨタ自動車、3位日本IBM、4位キヤノン、5位本田技研工業の順で、顔ぶれは変わらないが、順位に入れ替わりがありました。今回ランクインした企業を選んだ理由として、トヨタ自動車は「給与・待遇がよさそう」、ソニーは「高い技術力」、キヤノンは「技術者が働きやすい環境・設備」が挙げられました。
前回13位から8位に躍進したのがシャープ。選択理由で最も高い項目が「高い技術力」でした。一方、ベストテンには惜しくも洩れたのが、グーグル(12位)、ヤフー(15位)、楽天(17位)といった新興ITベンチャー。3社ともに「自由な風土」を評価する率が高く、来年以降、確実に台風の目になることが予想されます。
また、憧れの企業への転職活動を実際に行っている人は、全体の2.4%と少ないものの、「転職したいと思い現在検討中」の7.4%を足すと、約1割が転職を視野に入れているか、あるいは実際に動いていることになります。前回の調査では、活動中(1.4%)と検討中(3.7%)の両者を合わせて5.1%と、2年前の調査結果と比較して数字が倍増しており、景気の回復と企業業績の改善による求人増が、転職意向の後押ししているようです。
一方、転職はしたいが何もしていない、あるいは、考えていない潜在転職層が34.9%、転職は不可能、あるいはしたくない、という諦め・拒否層が53.5%と過半数を占めました。この層は年代が上がるごとに割合も高くなる傾向が見られました。このほかにも今回のレポートでは、転職活動を行わない理由や、転職先企業に対する要望などもまとめています。
■ 詳しくはこちら。
http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/tech/docs/ct_s03500.jsp?p=tkb021&f=release
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■ 詳しくはこちら。
http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/tech/docs/ct_s03500.jsp?p=lwj043&f=release
(リクルート http://www.recruit.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・2月23日)