「Tech総研」がエンジニアの研究レポート公開
IT系エンジニアの7割は資格を取得
リクルート(東京都中央区、柏木斉・代表取締役社長)のエンジニア向けのキャリア情報提供サイト「リクナビNEXT Tech総研」( http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/tech/ )では、エンジニアの仕事・報酬・職場・生活・転職に関する研究レポートを毎週発信しています。
技術職という仕事の性格上、エンジニアはたえず最新の技術を習得する必要性に駆られています。その目安となるものが資格取得ですが、最近はより専門分野に則した資格も続々登場しつつあるようです。そこで今回は、エンジニアの保有する資格の状況や取得目的、資格手当ての現状などを、ITエンジニア100 人を対象にしたアンケート調査を元にレポートしました。
アンケートのうち資格取得者が多いのは「第二種情報処理技術者(※現在は「基本情報技術者」)」(26人)、「初級システムアドミニストレータ」(26人)「ORACLE MASTER silver」(12人)、「MCP」(10人)、「CCNA」 (8人)などが挙げられます。また、事前に編集部がリストアップしたIT系資格59種に対し、回答者の7割が「いずれかの資格をもっている」と答えました。
しかし、全体の7割が何らかの資格を持っているのに対して、資格手当が得られる人は全体の10%、一時金を支給されている人は20%強と非常に少なく、こうした資格手当・一時金の現状について「とても/まあまあ満足している」人は全体の9%に過ぎず、「やや不満」(19%)、「かなり不満」(39%)を合わせると、全体の6割近くが現状に不満をもっているようです。
エンジニアはこうした現状を、どのように感じているのでしょうか。こちらもアンケートを取ったところ「自分のスキルアップにつながる」と前向きにとらえる人が全体の6割強、一方で「資格がなくても、仕事に支障がないので興味なし」とするエンジニアが3割、「会社から推奨があるのでしかたなく取得している」が1割と、エンジニアの意識はおおむね前向きのようです。
レポートでは、実際に企業が求める資格ランキングや、資格手当てが出る資格ランキングなどもご報告しています。
■ 詳細はこちら。
http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/tech/docs/ct_s03500.jsp?p=lwe018&f=release
(リクルート http://www.recruit.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・2月2日)