中同協が中小企業と学生の架け橋に
全国中小企業求人情報サイト「Jobway」をオープン

中小企業家同友会全国協議会（略称：中同協、東京都豊島区、赤石義博・会長）は、全国の中小企業の求人情報サイトとして「2007Jobway」（ http://www.jobway.jp/ ）を2006年1月20日にオープンしました。

■ 「Jobway」詳細
中小企業家同友会の共同求人サイト「Jobway」では、2007年3月卒業予定の4大、短大、専門学校の学生および第二新卒を対象とした「2007Jobway」を1月20日にオープンしました。新たに携帯電話対応サイトが立ち上がり、携帯電話で合同企業説明会検索、企業検索ができるようになります。2001年1月から、全国の中小企業の求人情報を掲載する唯一のサイトとして活用されてきた「Jobway」は、中小企業の魅力を学生に提供すると同時に、中小企業が良い人材確保をしていくためのシステムとしても重要な役割を担っています。

＜学生に確かな元気印の中小企業の情報を伝える＞
インターネットでの就職活動が進み、多くの就職情報サイトが氾濫する中で、全国の中小企業の求人情報を掲載する唯一のサイトが「Jobway」です。

「Jobway」の登録企業は、中小企業家同友会の共同求人活動参加企業であり、採用活動を単なる「求人」ではなく「若者にとって本当に魅力的な企業づくり」と考え、労働環境の改善や社員教育、市場創造に積極的に取り組む企業が多いため、堅実なサイトと大学などからも評価されています。また、地域に根づいた企業が多いことから、地元や地方への就職を望む学生の窓口としても活用されており、現在約2万名の学生の登録があります。学生にとって収集しにくいとされていた中小企業の求人情報ですが、この度、携帯サイトが立ち上がったことで、手軽に企業情報が検索できるようになりました。中小企業家同友会では、これを機に、学生への普及を図りたいと考えています。

中小企業は、規模が小さいだけに責任ある仕事を早いうちから任せられ、また、社員の成長が企業の成長に直結している分、やりがいをもって働くことができるという魅力があります。団塊の世代が大量に退職し、労働力不足に陥ると言われる「2007年問題」の影響で非正規雇用の拡大が予想される中、「Jobway」では、確かな元気印の中小企業の求人情報、中小企業で働く魅力を広く学生に伝えていきます。

＜中小企業の採用活動を支える＞
「共同の力で人材の確保」を目標に始まった同友会の共同求人活動に端を発する「Jobway」は、中小企業の採用活動を支えるツールとしても大きな役割を果たしています。

「Jobway」は中同協のASP事業（共通する同友会の各種業務をインターネット上で処理できる仕組みを、中同協が一括して開発し、各同友会に提供するというもの）の一つであり、他の就職情報サイトに比べ、学生のエントリーシステムや企業の募集情報更新システム、登録学生への一斉メール配信システムなどを格安に利用することができます。企業側の負担を減らし、学生とのface to faceの採用活動に力を注げるようにサポートするものです。昨年は900社を超える登録がありました。中小企業家同友会では昨年に引き続き、5月に全国各地でいっせいに合同企業説明会を開催する予定となっており、合同企業説明会参加企業の募集とあわせて、「2007Jobway」登録企業1000社を目指します。